年明け恒例東京文化
東京文化会館・ニューイヤーコンサート2011(「響の森」Vol.29)
J.シュトラウス2世/ワルツ「春の声」
ドヴォルザーク/チェロ協奏曲(Vc:横坂源)
同 /交響曲第9番「新世界より」
指揮:大友直人(東京文化会館音楽監督)
東京都交響楽団
ここ何年かの年頭一発めのコンサートの定番、東京文化会館の「響の森コンサート」へ。
定期演奏会とは明らかに違う、家族連れの方々も多い、リラックスした場内の賑わい。
和服姿の女性もちらほら。「新春」だ。
去年もこのコンサートに行ったので、どんなことを書いてたっけと思って自分のブログを読み返してみた。
ああ、今年も、同じだ。
曲目以外は全く同じ文面でもいいくらいだ(松坂屋でケーキ食べたところまで同じ)。
でも、「ニューイヤーコンサート」というのは、これでいいのだ。
新しい創造としての芸術というありようとはちょっと違うけれど、「偉大なマンネリ」とも言うべき世界は、確かにあるのだな。
そんな訳で、2011年も「正しく」始まった。
今年はどんなライブに出逢うことができるだろうか。
ソリストの横坂さんは素晴らしい才能だと思った。
やりたいこと、表現したいことが身体中からあふれ出て、ホール中の上から下まで飛び交っているようだ(こっちは4階席で聴いてるのに!)。
それがあり過ぎて、回りが付いて行ききれないところもあったけれど、そんなものの無い無難な演奏よりはずっと良い。
アンコールに「ピツィカート・ポルカ」(J.シュトラウス)。
舞台上にスネアドラムは置いてなかったので、ラデツキー行進曲ではないな、何だろう、と思っていたら、始める前に弦の人たちが全員弓を置いたので、あっもしかして、と思ったら、その通りだった。
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