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2010.11.04

【CD】プラッソンの37枚組

ミシェル・プラソン(プラッソン)/フランス音楽集成、と題する37枚組のCDボックスが先日届いたところ。

image - Michel Plasson CD

南フランスのトゥールーズの歌劇場と国立管弦楽団を35年にわたって率いたフランスの名匠ミシェル・プラソンの、EMIへのフランス音楽の夥しい録音(オペラを除く)のほぼ全てをまとめたもので、たぶん私はこのうち20枚近くは既に持っていると思うんだけど(笑)、この値段(7000円弱)だったら、残りの録音を入手するだけで十二分以上の価値はあると思ったので、思い切って買った。

曲目詳細はこちらを参照(HMVのサイト内)。

まさに、近代フランスのオーケストラ音楽の「百科全書」、といっていい内容である。
ベルリオーズに始まり、サン=サーンス、ビゼー、フォーレ、サティ、ドビュッシーにラヴェルといったなじみ深い名前の名曲は勿論、フランク、グノー、シャブリエからデュリュフレ、デュティユーに至る、知名度はそれほどではないけれどフランス音楽の歴史の上では外せない方々の知られざる佳品、また有名な作曲家の作品であってもこれ以外に録音のないような珍曲のオンパレード。
これ全部で7000円弱というのは安すぎるくらいだ。

CDは1枚1枚が紙製の封筒型の内袋に入っており、糊付けがされているので、聴くときは封を切ってCDを取り出すことになる。
全部の封が切られるのはいつのことかな、と楽しみになる。

1枚めから順に聴き始めているのだけど、3、4枚めのベルリオーズのオラトリオ・合唱曲集というのが早速の珍品だ。
曲名の正確な読み方もよくわからないような(wikipediaのベルリオーズ作品一覧表にすら載っていないような)ベルリオーズのきわめて古典的な外観をもつ宗教曲、オラトリオの数々を聴いていると、ベルリオーズという人がまぎれもなく19世紀前半という時代を生きた作曲家であることが実感される。
ちなみに作品2-6の「神聖な歌」というのは、1844年2月4日、ベルリオーズ自身の編曲と指揮により歴史上初めてサクソフォンを含む編成のために書かれ演奏されたという作品に他ならない。私はたぶん初めて聴いた(これに収録されているのは原曲のオーケストラ版とピアノ版)。

添付のブックレット38ページのうち、曲目の表記だけで31ページを費やしている。
解説はとても簡単なものになっているのは、まあ、仕方がない。
末尾に、オーケストラのメンバー表が載っているけれど、Musiciens ayant participé aux enregistrementsというタイトルからするとおそらく、四半世紀におよぶこれらの録音に関わった全てのメンバー、という意味だと思う。今では退団された方々の名前も載っていて、たいへん興味深い。
現在は国立音大准教授の生島繁氏(元・首席クラリネット)や、現シカゴ響首席のマチュー・デュフォー(フルート)の名前も見える。

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