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2010.09.18

幻想の舞曲…ロペス=コボス&東フィル

TPO, 100917東京フィルハーモニー交響楽団 第791回定期演奏会(サントリーホール)

トゥリーナ/幻想舞曲集
ロドリーゴ/ある紳士のための幻想曲(Gt:荘村清志)
ファリャ/バレエ音楽「三角帽子」(Sop:山本真由美)
 指揮:ヘスス・ロペス=コボス
 (コンサートマスター:荒井英治)

今週三度めのサントリーホールへ。
見てのとおりのスペイン祭りを、堪能。
素晴らしかったです。

ロペス=コボスという人は初めて見る。
CDで聴く限りは、かなり好感の持てる指揮者だった(Telarcから出ているシンシナティ響他を振ったレスピーギのCDとかは、名盤だと思う)。
1940年生まれということは、もう70歳になるのか(コバケンと同じだ)。しかし棒を振っている姿を見ているともっとずっと若く見える。
見間違いようのない見事なバトンテクニックと、颯爽と前に進んでいく推進力ある音楽を持った方だ。
メインの「三角帽子」なんか、一瞬も停滞しない軽やかな音楽の運びが、リズムの切れ味を引き立たせていた。
バレエの伴奏というより、音そのものが空想のバレエを踊っているかのようだ。
その上で、N響を振ったマリナーを聴いて感じたような、抑制された雰囲気の中で言うべきことを言い切る、巨匠のような流儀も備えている。
もしかしたら、「いかにもスペイン的」な情緒を期待した人には、「現代的」すぎて物足りないと思えたかもしれないけれど、しかしこういう演奏ってそうそうできることじゃないですよ。
東フィルというオーケストラのキャラクターとも合った音楽をする方だと思った。

ロドリーゴでは、ロペス=コボスより年下の荘村さんのほうが余程、いい意味で田舎っぽい味わいのある演奏をされていた。
ゆったりとソロを弾く荘村さんを先回りするかのように、素早く指揮棒が振り下ろされる。
でも、西洋音楽の指揮者というものは(特にコンチェルトの指揮は)そもそも先振りでなきゃいけないものだから、それでいいのだ。
「ある紳士(貴紳)のための幻想曲」は、「アランフェス」ほどポピュラーではないけれど、いい曲ですね。
「古風な舞曲とアリア」のスペイン版、という趣。

でもって1曲めが、実演の機会の稀少なトゥリーナ。
演奏会全体の雰囲気が、まさにこの日記のタイトルのようなものだった。


さあて、明日からの三連休は私のほうも練習&本番尽くし。
早く寝なきゃ。

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コメント

はじめまして
ロペス素晴らしい棒ふりでした。
http://kappamethod.blog.ocn.ne.jp/kappa1/2010/09/1070_2010917_89.html

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