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2010.07.31

季節の終わりに

NJP, 100730新日本フィルハーモニー交響楽団 第465回定期演奏会(すみだトリフォニーホール)

リゲティ/ヴァイオリン協奏曲(Vn:パトリツィア・コパチンスカヤ)
ヴェレッシュ/哀歌~バルトークの思い出に(日本初演)
コダーイ/組曲「ハーリ・ヤーノシュ」
 指揮:クリスティアン・アルミンク
 (コンサートマスター:西江辰郎)

クラシックのコンサート通いを続けていると、「季節」は9月に始まり、7月に終わるという気分になってくる(8月はヴァカンス)。
日本のオーケストラだと、便宜的に年間シーズンを4月スタートにしているところもまだ多いけれど、気分的には7月を過ぎると大きな一段落、というところ。
クラシック音楽というのは、やはり西欧由来のものである所以か。
という訳で、今季最後のコンサートでした。

ソリストのコパチンスカヤという天然ねーちゃんがすっげえ面白かった。
前評判通り素足で舞台に出てくるし、動き回るし暴れるし、カデンツァでは声を出して歌いだすし、演奏はまさに「弾け飛んでいる」、という表現そのまんま。オケの管メンバーはいきなりリコーダーやらオカリナに一斉に持ち替えたりするし…
曲自体は正直言って素っ頓狂で散漫でつまらない曲だとしか思えなかったんだけど(ものすごく難しそうではあるんだけど、なぜこんなに難しいのか必然性がよく見えないタイプの曲)、それなりに面白く聴けたのは演奏のおかげだと思った。
コンマスの西江さんまで巻き込んだアンコールがまた可笑しくって…明日聴く人もいると思うので詳しくは書かないけれど、2曲めの(演奏時間10秒くらい)アンコールはいったい何だったんだろうか。

おかげで休憩後は実際以上に冷静に聴いてしまった感じがする。
ヴェレッシュ・シャーンドルの「哀歌」はとても普通にきれいな曲で、なぜわざわざここでとり上げられたのかよく分からなかった。
「ハーリ・ヤーノシュ」は独特なバランスの響き。普段聞こえないようなパートを丹念に拾いだしたような演奏だった。
Saxは林田(はやすぃだぁー)さんでした。

という訳で、先日N響を聴いた日の日記に書いた通り、無事、この7月の1ヶ月での在京8オケ全聴きを完遂。
都民芸術フェスティバルのオーケストラシリーズのセット券を買って全部聴いたことはあったけれど、あれは3ヶ月くらいにわたっていたので、1ヶ月の間というのは初めてだ。
どこのオーケストラもそれぞれにとても真摯で聴き応えのある演奏を繰り広げていたけれど、これだけ短期間にまとめて聴き比べてみると、いろいろ面白いことも分かったので、いずれここで仕入れたネタは活用させていただきます。
7/7、11 東京都交響楽団
7/8、14 読売日本交響楽団
7/9 日本フィルハーモニー交響楽団
7/15 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
7/16 NHK交響楽団
7/23 東京フィルハーモニー交響楽団
7/25 東京交響楽団
7/30 新日本フィルハーモニー交響楽団

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コンサート(2010年)」カテゴリの記事

コメント

今回は、共に振り替えで聞きに行ったため、お会いできなかったみたいですね。

リゲティのヴァイオリン協奏曲は庄司紗矢香さんの実演と聞いたことがあり、それと比較して頭の中で響きました。

正直、全然違う演奏で、楽譜の再現に追われる「ゲンダイオンガク」でここまで違う音楽が表現されるのかということ自体が興味深かったです。

両者とも「巫女」のような「憑いた」ところのある演奏家のような気がしますが、庄司さんの演奏は「神と巫女との対話」という感じで「聖」の響きがしたのに対して、今回の演奏は「憑かれた巫女と俗世界との対話」という感じで、こんなに土俗的な曲になるんだいう感じがしました。

アンコールは2日目では逆の順番でした。面白かったですねぇ。

少し違う感想を持った分、せっかくなので、書き込みました。

コメントどうもです。

まあ、私が「現代音楽」に手厳しいのはご存じの通りでしょうから。
演奏によってそんなに印象が異なるというのは、曲にそれだけの奥行きがあるということですから、アレを「世紀の傑作」だと云う人がいたとしても反論はしません。

来シーズンもよろしくお願いします。

10年以上通い続けたNJP最後の演奏だったのに、・・・前日まで楽しみにしていましたが、うっかり忘れてしまいました。それもこれも多忙な仕事のせいです。悔しいです。

来年度のシーズンチケットを購入しなかったのは、某所に転勤することを見据えてのこと。寂しい限りです。これからはThunder氏の「音楽的日常」でコンサートの様子を楽しみます。

おつかれさまです。
多忙のせいでコンサートを飛ばすというのは私も時々やります。悔しいものですが、忘れていた、というか、それをも忘れるほどに心を枯らしていた(忘れるという字は、心を亡くすと書きます)というのは何ともやりきれないもんですね。

来シーズンのこと、楽しみにしています(私信)。

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