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2010.05.31

充実した週末

土曜日は私たちのアンサンブルの最若年メンバー(♂)の結婚式。
挙式→披露宴(列席者70名弱)→二次会という1日がかりのフルコースに全参加させていただいたのは、実は久しぶり。
そもそもこういう絵に描いたような典型的な式というのは(少なくとも私の周囲では)最近意外とないような気がする。
それでも、堅苦しいところや必要以上に格式ばったところがなく、自然で気持ちのよい時間を過ごせる配慮がきちんとできていたのは、さすが。料理も旨かったし(おかげで二次会ではほとんど食べられなかった)。
儀式というものは、音楽作品や演奏と同じで、執り行う人の考え方や人間性が自ずから反映されるのだ。
良い式でした。
Jくんおめでとう。

新婦も当然のように(笑)楽器関係者なので、二次会では複数団体による演奏を入れ代わりで。
私たちは、3年前の演奏会でやった「真夏の夜の夢」(メンデルスゾーン)の結婚行進曲ほかを、披露。
割とうまくいったんじゃないかとは思う。
こういう、パーティ会場での余興とかBGM演奏のことを、業界用語で「飯伴」(めしばん)と呼ぶ。
大体そういう本番は、練習1回くらいであとはその場のノリで、みたいになってしまいがちだけど、今回は3回分くらいの時間をかけてちゃんと練習をした。
ちゃんと練習をした本番は練習しただけのことにはなる、とは当り前の話かもしれないけれど、改めて実感しました。
新郎のもうひとつの所属団体というのは、私も15年くらい前まで所属していた古巣バンドでもあるので、懐かしい顔の知人たちもたくさん。

今日(日曜)は、ここのところずっとそうであるように、6月12日の本番に向けての練習。
ドヴォルザークの8番は勿論だけれど、今回私としては、「シンフォニック・ソング」が演奏できることが楽しみだったりする。
ロバート・ラッセル・ベネット(1894-1981、ベネットという作曲家はたくさんいるのでフルネーム表記する)の「バンドのためのシンフォニック・ソング」という曲は、フェネルとイーストマン・ウィンドアンサンブルによる歴史的録音で知られる、吹奏楽オリジナル曲の古典であるけれど、近年あまり演奏される機会がないと思われる。
でも、いざ演奏してみると、実に奥の深い名曲だとつくづく思う。
精密機械みたいな入り組んだリズム処理と、ストラヴィンスキーぽいドライな感覚に(クラパートを一人でさらっているところを聞くと、まるで「兵士の物語」みたいなところがある)、タイトルどおりの深い「歌」の要素と、冗談音楽のような(というか、フィナーレは冗談音楽そのもの)明るくはじけた騒ぎようが全く矛盾なく融合した傑作である。
こういう曲に光を当てるところが、ここの楽団ならでは。

私事だけど、実はこれ、私が一番最初に知った(コンクール課題曲を除く)「吹奏楽オリジナル作品」だったりする。
中学3年生のとき、NHKFMの「軽音楽をあなたに」という番組で吹奏楽の特集があった際(当時は「ブラスのひびき」という番組はまだ無かった)、玉川学園高の吹奏楽部によるスタジオ収録で聴いたのが、この「シンフォニック・ソング」だった。
駒沢大学の演奏で放送されたホルストの第1組曲と「栄光への脱出」(アルフレッド・リード編曲)とともに、この番組をエアチェック(死語)したカセットテープを、それぞれの曲の細部まで完全に覚えてしまうくらい繰り返し聴いたものだった。

ホルストと「栄光への脱出」はその後散々吹いたけれど、あれから34年経ってやっと「シンフォニック・ソング」を演奏することになった。
感慨深い。

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