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2010.04.02

聖金曜日の音楽(ではないが)

JapanPhil, 100402日本フィルハーモニー交響楽団 第619回定期演奏会(サントリーホール)

メンデルスゾーン/交響曲第5番「宗教改革」
ワーグナー/楽劇「パルシファル」より 第1幕への前奏曲
同 /楽劇「トリスタンとイゾルデ」より 前奏曲と愛の死
 指揮:上岡敏之
 (コンサートマスター:扇谷泰朋)

日本フィルの定期会員券を買うきっかけになったコンサートのひとつでもある。
ちょうど1年前の新日本フィルで、数十年に一度レベルの忘れがたい印象を残した、マエストロ上岡の登場。
どうでもいいことだがあの衝立状前髪、間近で見るとすごいな。毎朝がんばって作ってるんだろうか(笑)

とても繊細で軽やかな音。
まるで室内オーケストラのようだ。
メンデルスゾーンのスケルツォでは、ほとんど棒なんか振らず、音楽と共に舞い踊るような指揮ぶり。素敵です。
透明な沈思へと向かおうとするかのような音づくりは、明らかにメンデルスゾーン(の序奏部分)と休憩後の「パルシファル」とを共通する感性でとらえようとしているように思える。
実際、両方の曲で使われている素材は同じだし。(いわゆる「ドレスデン・アーメン」というやつ。プログラムにも書いてあった)
「パルシファル」といえば「聖金曜日の音楽」だが、実際、本日4月2日は、復活祭(イースター)前の金曜日。
まさに「その日」である。
この日程で客演するオーケストラのために選んだ、とっておきのプログラムということなのだろう。

ただ、要求される音量があまりに控えめだからか?オーケストラが面食らっているように思えるところもあった。
昨年、横浜定期で聴いた「宗教改革」に比べたら、格段にたくさんのリハーサルをしたんだろうなあとは思えたが。
それでも、最後の「愛の死」に至って、指揮者とオケ両者の思惑が一致して、幸福な音楽的感興が形づくられていたように思った。

8時半には終演。
(こないだのマーラー3番1曲プロのほうが余程長かった)

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