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2010.04.01

K高定演2010

Spring Concert, 20100331もう日付が変わってしまったが、年度最後の日。
K高のスプリング・コンサートへ。
今年の会場は、狛江駅前のエコルマホール。
卒業生を送り出す行事であると共に、1年の活動の締めくくりでもあり、実質的に「定期演奏会」である。
今年は第20回という記念の年。

受付やロビーにいた顔見知りの卒業生たち(去年卒業)に始まり、たくさんの人に会う。
顧問の先生、生徒の父母、合宿でご一緒したK高ジャズ部コーチのIさん、チーフトレーナーのW先生。
現役部員Iさんのお父さんに久々の再会。
なんと、私と小学校から高校までずっと同級生だった人間である。家は(昔住んでいた実家から)200メートルと離れていない。
Iさんが入部してきた年度始めにそのことが判明して、あまりの奇遇に仰天した。そんなことってあるんですね。

開演。
コンクールで金賞を貰った自由曲「スクーティン・オン・ハードロック」(ホルジンガー)は、さすがに他の曲とは一線を画する仕上がりである。
改めて聴くと、ホントに大変な曲だ。
よくやったよなあ。
結果的には、ここの生徒たちの弾け飛ぶキャラに合っていたのだろう。
(その「弾け飛ぶキャラ」は、本日第2部で遺憾なく発揮。おじさんはついて行けません;)

W先生は「ヘンな生徒たちだよなあ」と何度も仰る。
普通、高校生というのは練習だけは山ほどするけれど、音楽的な方面はすっぽり抜け落ちていて、お前らもう少し頭使えよ、と言いたくなるのが普通だとのことだが、K高の生徒は逆で、頭が物凄く良いので音楽的なことは言えば言っただけヴィヴィッドな反応が返ってくるのに、地道な物量練習というのをあんまりしないから定着しない、という頭の痛い指摘。

確かにそうかもしれないなあ…と思いつつも、実はあんまりヘンだとは思っていない自分もいる。
私自身の高校時代というのが、たぶんK高のありように近かったんだろう。頭が良かったかどうかはともかくとして。
まあ、そういう感性がこの先の人生でどう成熟し、完成していくか、というところ次第ですね。

高校は(高校に限らず、学校というものは)、あんまり変わらないほうがいいと思う。
前にも書いた気がするけれど、○○学校を卒業、という経歴は、余程のことがない限りあとから取消しや変更のきかない絶対的なものである。
ということは学校とは、在籍している時に勉強する場所であるだけではなくて、そこを卒業したその後の人生に於いて、自分がどう成長したか、を測る「原点」のような役割も持っているということだ。
「原点」がふらついていたら、成長というものは測れないだろう。
自分がどう成長して行ったらいいか分からなくなったときに、ふたたび立ち戻って考え直す場所、としても「学校」は機能するべきだと思う。
そのためにも、なおのこと変わらないほうがいい。
そういう自分にとっての「原点」が、例えばK高だったり他のいろいろな学校だったりする、ということが、その学校を卒業したことを誇りに思う、ということの内実だと思う。

3年生の皆さん、卒業おめでとう。
この先の人生に幸と誇りのありますように。

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いざ、本番」カテゴリの記事

コメント

御来場ありがとうございましたnote そして、ブログの記事にして頂き重ねて感謝ですm(__)m 私自身は、疲労のためまだ記事を書いてませんdown
自分で言うのもナンですが、ホントにおもしろい生徒だと思います。もし他の学校に勤めていたら、こういう感覚は味わえなかったでしょう。ボク自身もそれをおもしろがっていられるのは、やはり自分自身の原点がD高ブラスだからなのでしょうね。「ロメジュリやろうぜpunch」って言ったとき、自分自身の原点D高ブラスで「シエラザードやろうぜbomb」って言ったのと同じ感覚だと思いました。
正直言って、この歳になってあのノリに付き合うのはかなりシンドイですが、しかしそれは贅沢な悩みというか、一緒に音楽をさせて貰っていることに感謝しています。望んだって、こんな環境に遭遇することはなかなか出来ないでしょうからconfident

お疲れさまでした。
「よくやったよなあ」といえば、ロメジュリなんかその最たるものな訳で。

ホントに面白い生徒たちですよね。
私もそれを面白がっている立場です。
トレーナーというのは本当はそれじゃいけないんでしょうけれど。

我々の高校時代がそうであるように、生徒たちにとってかけがえのない思い出となりますように。

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