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2010.04.23

エルガー2番

TMSO, 100422東京都交響楽団 第697回定期演奏会(東京文化会館)

モーツァルト/ピアノ協奏曲第17番(Pf:相沢吏江子)
エルガー/交響曲第2番
 指揮:ジェームズ・ジャッド
 (コンサートマスター:矢部達哉)

都響の会員歴はちょうど20年になるけれど、その間エルガーの2曲ある交響曲が定期公演でとりあげられたことは記憶にある限り一度もない。(もっと昔にはマッケラスが一晩で両方を振ったことがあったらしいが)
一昨年、他人の手になる補作(というか「騙作」と言いたい)である「3番」が演奏されたけれど、その前に真作の2曲をちゃんと聴かせてくれよ、と思ったものだった。
ということで、やっと実現したこのエルガー月間だったわけです。

「2番」、良かった。
この一見とりとめのない曲を、めりはりの効いた指揮で、丁寧にわかりやすく、精力的に聴かせてくれた。
以前、読響を尾高さんが振ったときもそうだったけれど、こういう演奏される機会が少ない曲の実演は大抵良い演奏になる、のはある意味当り前の話で、その曲を熟知している、ちゃんと聴かせられる自信のある人しか演奏しませんからね。
同じような重さのテュッティが延々と続く場面でも、音色の作り方や変化の持っていき方、バランスの整え方は実に説得力があって、ジャッドという人はトレーナーとしての才覚もあるようだ。
終演後のオーケストラ楽員からの賞賛の拍手も、かなり本気入っていた感じがした。
きっとプラクティカルな練習をする人なんだろうな。
こういう人はどうかすると、なんでも手際よく器用にこなす便利屋さん、的に扱われてしまいがちで、Naxosへのレコーディングリストなど見ているとそんな感じが大いにするんだけど、こういう人に今回のエルガーのような弾き慣れない・聴き慣れない曲をじっくりやってもらったというのは、オーケストラにとっても私たち聴衆にとっても良いことだったと思う。

こんどはヴォーン=ウィリアムズの交響曲なんかいかがでしょう。
ヴォーン=ウィリアムズの交響曲も、10年くらい前に小泉さんが2番(「ロンドン」)を演ったくらいだと思った。

モーツァルトは、私自身のここのところの身体面・精神面両方の不調が災いしてか、ほぼ完璧に寝落ちしてしまったので(苦笑)、ノーコメントとさせていただきます。
吏江子さん、昔に比べてちょっと変わった(見た目も音楽も)感じがしたような。

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