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2010.03.04

transit…村治佳織さん

Kaori Muraji, 100303「transit」vol.6
 村治佳織(王子ホール)

ロドリーゴ/ソナタ・ジョコーサ
カブラル/情熱的な歌
ブローウェル/アルバムの紙片「水のしずく」
トゥリーナ/ソナタ ニ短調
バルガス/月~4つのフレーズ
ブロトンス/ひとりごと
ソテロ/かなわぬ愛
ホセ/ソナタ
ランチャレス/呼び声
モンサルバーチェ/アダージェット・スピリチュアーレ

とっても素敵なコンサートを聴きました。
ギターの村治佳織さん。
一晩のリサイタルを聴くのは初めてです。
ブログ記事的にも、たまにはこういうきれいなおねーさんのチラシ写真がトップを飾るというのも、悪くないでしょう(笑)

300席の王子ホールは満席。
舞台も客席も、快い集中と純粋な感興にみちた、得がたい時間が流れていました。
ホアキン・ロドリーゴ、ホアキン・トゥリーナ、アントニオ・ホセという3人のスペイン人作曲家のギターのための大ソナタの間に、日本の和歌(のスペイン語訳)からインスピレーションを得た、スペイン、ポルトガル、キューバの7人の現代作曲家の掌編小品を挟んだ、とてもアイディア豊かでお洒落なプログラムでした。
現代作品とはいっても、いわゆる「現代音楽」風の訳のわからなさは皆無。
村治さん自ら、よく通る声で元となった和歌を一首ずつ詠んでは(紫式部の「めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに」とかもありました)、それぞれ5分にも満たないような小品たちを、豁然と颯爽と、弾いていました。

村治さんのこの「transit」という王子ホールのシリーズは、村治さんの演奏活動の中でも、かなり意欲的というか、他にあまり類のないもののようですね。
チケットの発売日、電話が全くかからなくて、受付開始から40分以上経ってやっと繋がったら、既に残り数席だったことを思い出します。
聴いてみて、人気があるのも分るという気がしました。
ちょっと、追っかけてみたい気分にもなります。
アンコール1曲めのロドリーゴ「小麦畑で」もまた、キリッとしていて、とても快かったです。
最後のアンコールの「タンゴ・アン・スカイ」(ディアンス)は、以前にも聴いた記憶がありました。お得意の一品、という感じですね。
貴重なひとときでした。

今日はふと思い立って、普段と趣を変えて「です・ます調」で書いてみました。
なんだか別人格みたいですね(笑)
この文体だと、文句を言うというスタンスが取りづらいです。
あんまり過激な感じにもなれなくて、演奏が多少アレでもまあいっかー、みたいな。
(今日がそうだったという訳ではありません。笑)

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