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2010.03.25

インバル都響ブル8第一稿

TMSO, 100325東京都交響楽団 第694回定期演奏会(東京文化会館)

ブルックナー/交響曲第8番
 指揮:エリアフ・インバル
 (コンサートマスター:四方恭子)

この都響インバル月間のひとつのクライマックス、Aシリーズ定期を聴いた。
ブルックナーの超大作、交響曲第8番の第一稿だった。
満席の東京文化会館。

1曲プロのため、8時半くらいには終演はしたものの、インバル先生の「気」にあてられて、クタクタです。
インバルという人は、細部への偏執的な目配りと全体を貫く大きなスケールが両立している、いかにもこういう曲向きの指揮者なので(日本人には居ないタイプだなあ)、全部を追っかけて行くのはとても疲れるのです。
今日は、第2楽章の長さに少し気が遠くなったものの、3楽章以降は集中して聴くことができた。

思ったのだが、「8番」は昨年聴いた「5番」に比べて、細部の作り(構成、オーケストレーション)が洗練されているので、同じくらいの長大さといってもまだしも聴きやすい。
実際、今日の演奏も、3楽章以降の音色の美しさと透明さは、今まで私の聴いたこの曲の実演の中でも屈指のものがあったと思う。
ブルックナーには何の思い入れもない私だけれど、これだったらもう一度聴いてもいい、と思ったもの。
いかにもインバルらしい、所々の強調された不協和音が、こういうスタイルだととても印象的。

弦はいつもながらの都響で素晴らしいし、金管も大健闘。
高橋隊長のトランペットも勿論だけど、危なっかしい演奏になりがちなワーグナーテューバ群も、今日はわりといい線行っていたのでは。
ソロホルンは久々の笠松さん。「老獪」、と言っていいプレイはさすが、と思った。

しかし、第一稿(ノヴァーク1887年版)って初めて聴いたけれど、最後の「ミ・レ・ド」が無いのね!
びっくり。(ほかにもいろいろ違うらしいんだが)
違う曲を聴いた気分だった。

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コメント

私は今晩、スクロバチェフスキ指揮/読売日響で聴いてきました。ザールブリュッケン放送響との演奏にはなりませんでしたが、なかなかいい演奏でした。インバル先生の演奏も聴きたかったー。

そういえばミスターS・読響も今日と明日ブル8でしたね。
なんでもリハーサルの日程まで同じだったそうで。
東京というのはなかなか奥深い都市であります。

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