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2010.03.19

川口リリアにて

東部方面音楽隊陸上自衛隊東部方面音楽隊・第30回室内楽演奏会を聴く。
私と同い年の畏友・S藤一曹が、2コマ出演していたのである。
会場は川口リリアの音楽ホール。
職場から行くにはちょっと遠くて、開演には間に合わなかった(2曲めから聴けた)が、私も毎年夏に某発表会で乗っていて、おなじみの会場である。

とてもスマートな演奏会だった。
近くに座っていたオバサン(おばあちゃんに近い)のお客さんが「最近の自衛隊さんはずいぶんとしゃれたモダンな曲をやるのねえ」、と感心したように話していたのが聞こえたけれど、確かに。
S藤さんの吹いたバッハ(ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ、BWV1029)以外は、フランセから吉松隆、星出尚志まで、全て20世紀以降の曲ばかり。
全9曲中の7曲は存命中の作曲家(うち6曲は日本人)の作品だった。
着いていきなりの2曲めが、かの「マリンバとアルトサクソフォーンのためのディヴェルティメント」(湯山昭)のユーフォニアム版(!)だったくらいで。

でも、そういう「現代」という時代を率直に反映した闊達な雰囲気が、「自衛隊バンド」というもののイメージを変えつつあることは間違いないと思う。
肩章付の制服姿がちょっと不自然なくらいに、良い意味でのアマチュア的な風通しの良さを感じた。
室内楽演奏会に伺ったのは三度めくらいだけれど、実際お客さんが増えていることを実感する。
このくらい席が埋まると、このホール、響きが落ち着いて実にいい音がすることだ。
私が乗る夏の発表会はいつもがらがらで(苦笑)、わんわん響いているのに慣れちゃってるからなあ。

S藤さんのソプラノとテナーを聴く。
マーク6みたいなコンパクトな音が快い。
S藤さんとも随分長い付き合いになる。
平成元年の夏に参加した、いまや伝説といっていい、八ヶ岳山麓でのヤマハ主催のサクソフォンセミナーでたまたま相部屋だったのが初対面だった。
このときの相部屋(8人部屋だった)メンバーというのは、今思い返してもなかなか凄かった。尚美のディプロマの学生だったM雪さんとかもいたはず。
アマチュアの参加者4人で、空き時間にモーツァルトの「アヴェ・ヴェルム」のカルテット版などを吹いて遊んでいたら、窓の外で(セミナー講師の)フルモーが聞いているのが見えた。
その日の夜にフルモーの「サクソフォン四重奏のリハーサルの進め方」、みたいなレクチャーがあって、「うまく合っていない例です」と言って、フルモーQ.の4人がわざとバラバラにやってみせたのが「アヴェ・ヴェルム」で、まさに昼間の私たちそのまんまで、苦笑いした。
とりとめもなくそんなことを思い出す。
あれからもう20年以上経つんだな。

あ、S藤さんの名誉のために言っときますが、そのバラバラの4人の中にはS藤さんは居ませんでした(笑)
ただ、そういう同じ時代の空気をリアルタイムで吸ってきたという、そういうこと。
差し入れのひとつも持って行きたかったけれど、毎度演奏会当日はギリギリのドタバタで申し訳ないっす。

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