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2010.02.12

荻島さんリサイタル

20100211荻島良太 サクソフォーンリサイタル(ルーテル市ヶ谷センター)

テレマン/12のファンタジーより 第6番
ブトリー/ディヴェルティメント
ドビュッシー/ラプソディ
ベダール/ファンタジー
ロバ/バラフォン
モーリス/組曲「プロヴァンスの風景」
ゴトコフスキー/ブリランス
 Pf:吉田亜希子

建国記念日の休日。
おりからの(雪にでもなりそうな)冷たい雨の降りだした中、市ヶ谷へと出る。
ヴィーヴ!SaxQのアルト奏者、荻島さんのリサイタル。

全体に控えめで鳴らし過ぎない持っていき方が、とても印象的だった。
「うるさくない」サックスというのは、いいですね。この間接音の多い会場にも合っている。
こういう音で演奏されるフランス音楽というのはちょっと新鮮で、ブートリーにしてもゴトコフスキーにしても、金切り声を上げるような演奏にばっかり慣らされちゃっているなあ、と痛感。
珍しくも?テナーで演奏されたベダールも非常に軽やかで、この人は低い楽器に行くほど軽い鳴らし方になるところが面白いな。

250席の会場は、隙間なく、というほどではないものの、そこそこかなり埋まっていた。
なんだか妙に居心地のよい、余計な緊張のない落ち着いた客席の雰囲気がよかった。
客席の全体から醸し出される雰囲気というのは、気付かずにやり過ごしてしまうことも多いけれど、たくさん演奏会に通っていると演奏自体の印象と同じくらい多様なものがあることがなんとなく分かってくる。
こういうお客さんを呼び寄せる演奏者というのは、きっと感じのよい人なのだろう。

アンコールにジャンジャンの「幸せの時間」(?)という小品。
初耳ながら、落ち着いた情感ときれいなメロディラインを持った魅力的な小品だった。
Heureux Tempsという曲(クラリネット独奏曲)がカタログにあるけれど、これのことかな?

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