都民芸術フェスティバル その2
都民芸術フェスティバル2010 オーケストラ・シリーズ/東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団(東京芸術劇場)
メンデルスゾーン/交響曲第4番「イタリア」
同 /ヴァイオリン協奏曲(Vn:漆原朝子)
レスピーギ/交響詩「ローマの松」
指揮:矢崎彦太郎
都民芸術フェスティバル、今年の二度め。
今日(2月3日)はメンデルスゾーンの201回めの誕生日ということで(そういえば昨年はアニヴァーサリーだった)、メンデルスゾーン-イタリア繋がりのプログラム。
遅れて行ったのでコンチェルトからしか聴けなかったのだが。
まあ、でも、隠れファンの朝子ちゃんのメンコンが聴けたので、よしとしよう。
結構独特な音色のかたで、好き嫌いが分かれそうな気がするけれど、初めて聴いた時の(もう20年近く前だ)ラヴェルがとても印象的だったので、私は好きです。
アンコールにバッハのパルティータ2番のサラバンドを、しっとりと。
「ローマの松」へのセット替えの間、指揮の矢崎さん自らマイクを持って舞台に出てきて、アンコールを弾き終えた朝子さんと即席トーク。
矢崎のひこにゃんは話好きな方なのは周知のことなので、予想できた展開だったけれど、朝子さんがちょっと困ったような顔をしていた気がした(笑)
メンデルスゾーンはたくさん弾いていらっしゃるんでしょう?という問いに朝子さん、
「いえ、それほど多くはなくて、今日で45回めです」
とのこと。はああ。
(25年の芸歴を考えたら、たしかに意外と少ないかも)
「ローマの松」は、嫌でも盛り上がる曲だ。
案の定、盛り上がった。終演後は凄いブラヴォーの声。
ただ、演奏の細かい部分は、意余って力足らず、という場面が頻出していて、そこらへんはシティフィルというオケの今後の課題でありましょう。
アンコールにレスピーギ「シチリアーナ」(古風な舞曲とアリア第3組曲より)。
芸劇を後にする頃には、おりからの雨が少し雪混じりになっていた。
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