季節はずれの合宿より
早春のような暖かい南房総の地にて3日間を過ごした。
昨年7月の音楽祭の講師だった彦坂さんを迎えて、アンサンブルのレッスンと小発表会、夜は飲んで楽器吹いて騒ごうという、贅沢な企画だった。
松の内が明けたばかりの冬のこの時期に合宿をするというのは、初めての経験。
宿泊したコテージのダイニング。
外は一面の菜の花畑。向こうに海。遠くに野島崎灯台も見える。
オーナーさんはTVの「のだめ」みたいな雰囲気の女性ジャズピアニストで、そのせいか深夜まで音を出すことにもとても寛容だった(敷地がものすごく広いせいもある)。
ということで夜は、宴会をしながらアンサンブル初見吹き倒し会、カラオケ(勿論Saxの)が果てしなく続いた(彦坂さんがSaxカラオケ用の楽譜とCDを大量に持ち込まれたのだ)。
↑注:この3人、親子ではありません
彦坂さん独演会。
スゴイものを聴いてしまった。
それにしても、サックス吹きが合宿をするとどうして、いつも人数を大幅に上回る数の楽器が集結するのだろうか(苦笑)
最終日、ラジオ体操?の面々。
…
アンサンブル新結成の頃の勢い、というものを久しぶりに思い出した新鮮な3日間だった。
彦坂先生のレッスン内容はさすが、凄いものがあった。
音楽はフレーズの尻尾から始まる、という話は目から鱗だった。音楽の流れと時間の関係の本質をこれだけシンプルに言い当てた言葉は、他のどんな「先生」からも聞いたことがない。
とはいえ、そもそもレッスン初心者も多いことで、1回くらいのレッスンではそうそう変わるものでもない。
いざ人前で吹くとなると、無残にもレッスンを受ける前の水準に逆戻り、という状況が続出。
とりあえずは、これから先が勝負ですね。
ここにはかけないこともふくめ、いろんなことがありましたww
みなさま、お疲れさまでした。
« 準備終了 | トップページ | A.リード博士生誕90年記念演奏会 »
コメント