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2010.01.26

新着CD覚書き

さきのエントリでご紹介した雲井さんのフェルリングをドルチェ楽器で入手した際、ついでに教えてもらって一緒に買ったCD。

佐野功枝

Fairy Tale~佐野功枝(Sax)

ジャケットを見て、ああ、こういう顔のおねーさんっているよね、という、まずそこで親しみが。
(ジャケット裏の写真がまたいいんです。笑)
CDにはプロフィールが載っていないので調べてみたら、こちらにホームページがあった。
アリオン・サクソフォンカルテットのメンバーとのこと(アリオンといえば、一昨年銀座ヤマハでコンサートがあってチケットを買っていたのだが、仕事が長引いて聴きに行けなかったことがあった)。中川良平師の東京バッハバンドのCDにも参加されている。
中川弟子、ということは即ち、音楽的には全き正統、だということ。

明らかに雲井エコールという(オビに雲井さんの推薦文がついていた。「いつの間にか…こんなに上手になっていたんだなあ。」という言い方がとても正直で、ちょっと笑った)、作為のない率直で清冽な音が、快い。
掛け値もお世辞もなく、とても良いアルバムだと思った。
自分のしたいことと実現したことが、こんなにも自然に、幸福に結びついている、と思える例は、滅多にない。
常人には到底真似できないような超絶技巧でトラックを埋めつくしても、それが感動を呼ぶとは限らないし、キレイな曲を表向きキレイに歌い上げて並べたって、実はそれが演奏者の「痛さ」-自分では隠したつもりになっている心の「隙」を、はからずも暴いてしまう結果となっている、という例も知っている。
そういうものから、このアルバムほど遠いものはない。
少なくとも、ああ、オレもこんなふうにサックスを吹きたいな、と素直に思ってしまうようなサクソフォンのCDというのには、長いことお目にかかっていなかったのは確か。

演奏時間25分程度のミニアルバム。
誰かへのプレゼントにもいいかも。


アフィニス文化財団より、アフィニス・サウンドレポートの37号が届く。

Affinis ASR-037

コープランド/クワイエット・シティ(指揮:川瀬賢太郎)
タファネル/木管五重奏曲
スザート(アイヴソン編)/スザート組曲
ムソルグスキー(ラヴェル編)/組曲「展覧会の絵」(指揮:秋山和慶)

上記サイトより、年に数回無料配布しているCDで、申込者多数につき入手できないことも多いけれど(過去にはこんなのとかこんなのを戴いてます)、今回は無事届いて嬉しい。

この財団は日本国内のプロオーケストラを様々な形で支援しているのだが、その一環としての「アフィニス夏の音楽祭2009・広島」というセミナー形式の音楽祭から、演奏発表会のライブ録音。
室内楽、室内オケ、受講生オケ(広島交響楽団のメンバーが補完)と、さまざまな編成の演奏が収録されている。
さすがに一発録りライブゆえ、いくらメンバーはプロとはいえ細かい瑕は結構あるものの、演奏の勢いがすごいのであんまり気にならない。
東京演奏会は毎年、機会があるかぎり聴きに行っているのだけれど、こんなに純粋に気持ちよく聴けるコンサートは少ないです。

タファネルの木管五重奏曲、初めて聴いたのだが、いい曲だ!と思った。
昨日(24日)は私たちのアンサンブルの練習日で、ランティエの「アンダンテとスケルツェット」を合わせたんだけれど、ああいう世界に近い古き良き時代のフランスの香りがする。そして木管アンサンブルならではの独自の色彩感。
スザート(懐かしい!)では、演奏にも参加している音楽祭講師のジーン・ポコーニ氏(シカゴ響テューバ)の存在感が、強烈。
「展覧会の絵」は、秋山氏の確信にみちた解釈といい、最後の白熱的な高揚といい、これは生で聴いたら大感動だっただろうなあ。
Saxのゲストには、宗貞先生のお名前が。

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コメント

こちらのCD(あ、おねーさんの方です)、私も入手しました。Thunderさんの書かれてること、私も全く同様に感じるだけに、どう紹介しようか迷ってます。
裏ジャケ、いいですね、って思うのはThunderさんと同年だからでしょうか (^^; 。他の演奏会等のチラシなどの写真をみても、宣材写真をうまく撮られてるな、という印象があります。sun

そうですね、この(おねーさんの)CD、音づくりにしろデザインにしろ、何か私たち世代の感性をくすぐる作りになっている感じがします。

1曲めの「めぐり逢い」など、例えば和泉宏隆さんの作るバラード物に近い、絶妙に「昭和歌謡」の世界ですね(笑)

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