遅ればせながら
昨年は、毎年暮れに書いていた「今年行ったコンサートのベスト」みたいな総括記事を書いている時間がなくて、今年はいいかなと思っていたけれど、やっぱり書いておくことにします。
年が明けてからこんなのを書くのは、「六日の菖蒲、十日の菊」という言葉を思い出すが。
昨年は心に残った演奏会がことのほか多くて、選別に困った。
普段の年だったらベスト5やベスト10くらいの印象度のコンサートを思い浮かべただけで、あっという間に30近くのノミネートが挙がってくる。
昨年は、毎年暮れに書いていた「今年行ったコンサートのベスト」みたいな総括記事を書いている時間がなくて、今年はいいかなと思っていたけれど、やっぱり書いておくことにします。
年が明けてからこんなのを書くのは、「六日の菖蒲、十日の菊」という言葉を思い出すが。
昨年は心に残った演奏会がことのほか多くて、選別に困った。
普段の年だったらベスト5やベスト10くらいの印象度のコンサートを思い浮かべただけで、あっという間に30近くのノミネートが挙がってくる。
東京都交響楽団 第691回定期演奏会(サントリーホール)
シューマン/ヴァイオリン協奏曲(Vn:イザベル・ファウスト)
ブルックナー/交響曲第7番
指揮:ジェイムズ・デプリースト
とっくに100回を超えている今年のコンサート通いも、いよいよ今日と、あとは来週の「第九」を残すだけ。
2009年最後の都響定期。
昨年の3月以来久々の、前・都響常任指揮者、デプリースト師の登場。
書かなきゃならんことがいろいろある。
何から片づけるか。
まずはこれでしょう。
Toshihisa Ogushi HAPPY SAX CONCERT 2009(銀座ブロッサム・中央会館)
大きな古時計(H.C.ワーク/西上和子編)
The Course of Life & Cancan(星出尚志)
The Sublimation(星出尚志)
Happy Funky Sax(天野正道)※
バトル(天野正道)※
サンバ・エクスプレス(真島俊夫)
瞳がほほえむから(上田知華/星出尚志編)
アヴェ・マリア(シューベルト/星出尚志編)
つぐない~明日があるさ(成本理香編)
サンバ・フィエスタ2009(鈴木英史編)
小串俊寿(Sax)、白石光隆(Pf)、横山達治(ラテンPerc)
ゲスト:ルナソワール・サクソフォンカルテット※
レ・ヴァン・フランセ 日本公演(東京オペラシティ・コンサートホール)
マルティヌー/六重奏曲
ラヴェル(M.ジョーンズ編)/クープランの墓
カプレ/フルート、オーボエ、クラリネット、バソンとピアノのための五重奏曲
ライネッケ/オーボエ、ホルンとピアノのための三重奏曲
サン=サーンス/タランテラ(Fl、Cl、Pfのための)
プーランク/六重奏曲
Fl:エマニュエル・パユ
Ob:フランソワ・ルルー
Cl:ポール・メイエ
Hn:ラドヴァン・ヴラトコヴィチ
Bn:ジルベール・オダン
Pf:エリック・ル・サージュ
世界管楽器界のスーパースター集団、Les vents français。
今回も聴くことができた。
毎度思うのだが、これだけのメンツがよくスケジュール合わせて集まるよなあ。
オペラシティはほぼ満席の華やぎ。
いかにも管楽器やってます、という趣の若い人が多い。
新日本フィルハーモニー交響楽団 特別演奏会(すみだトリフォニーホール)
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第1番(Pf:上原彩子)
ブルックナー/交響曲第3番「ワーグナー」
指揮:小澤征爾
日曜日。
年明け早々の新日本フィル(NJP)特別演奏会に続いて、年の暮れに再びオザワを聴くことができた。
本当は来週のプログラム(プロコフィエフ/ロメオとジュリエット、他)が良かったんだけど、その日は終日パルテノン多摩をウロウロしている予定なので。
それでもやはり、NJPの定期会員たる者、小澤さんの本番は聴き逃すわけにはいきません。
アレクサンドル・タロー(Alexandre Tharaud) ピアノリサイタル~サティ/ラヴェルの夕べ(王子ホール)
サティ/
グノシェンヌ第1番
犬のためのぶよぶよした本当の前奏曲
グノシェンヌ第3番
世紀ごとの時間と瞬間的な時間
グノシェンヌ第4番
ラヴェル/
亡き王女のためのパヴァーヌ
古風なメヌエット
ハイドンの名によるメヌエット
クープランの墓
一昨年の東京本格デビューリサイタルをやはりここ王子ホールで聴いて、忘れがたい印象を残した(そのときの日記はこちら)フランスのピアニスト、アレクサンドル・タロー。
昨年は聴き損なったが、今年は無事聴けた。
D-SAX~17人のサクソフォニスト&1人のピアニスト~Vol.3(川口リリア・音楽ホール)
シャブリエ(笹尾淳一編)/狂詩曲「スペイン」(5Sax+Pf)
フランセ(笹尾淳一編)/5つの異国風舞曲(6Sax)
イベール(ロンデックス編)/室内小協奏曲(11Sax+Solo)
A.Sax独奏:ファブリス・モレッティ
フィル・ウッズ/3つの即興曲(4Sax)
バーバー/弦楽のためのアダージョ(8Sax)
ガーシュウィン(山田武彦編)/ラプソディ・イン・ブルー
Pf:服部真理子
Sn.Sax:野原孝、S.Sax:岡安良子、野口紗矢香、林田崇義、三國可奈子、A.Sax:石森裕子、瀧幸恵、中川陽子、藤田鎭大、T.Sax:小松崎美沙、関根瑞恵、本田裕美、渡部瞳、B.Sax:石岡公恵、笹尾淳一、松岡一樹
ピアニストの服部真理子先生率いるサックス集団、D-SAX。
3回めの演奏会だそうだが、はじめて聞かせていただく。
カレファックス・リード・クインテット(東京文化会館・小ホール)
モーツァルト(ウェスリー編)/五重奏曲K.406
ドビュッシー(ブックホールン編)/ベルガマスク組曲
ラヴェル(ヘッケマ編)/スペイン狂詩曲
ホセ・マリア・サンチェス=ヴェルドゥ/装飾的変奏の書(Libro de glosas)
チャイコフスキー(ヘッケマ編)/「くるみ割り人形」より 小序曲
チャイコフスキー=デューク・エリントン(ブックホールン編)/「くるみ割り人形」ジャズ組曲
オリヴァー・ブックホールン(Ob)
イーヴァル・ベリックス(Cl)
ラーフ・ヘッケマ(A.Sax)
イェルテ・アルタウス(BassCl)
アルバン・ウェスリー(Bn)
オーボエ、クラリネット、サクソフォン、バスクラリネット、ファゴットという編成の、オランダの五重奏団。
サクソフォンを含む特異な編成ゆえ、CDではずいぶん前から注目していたけれど、実演をやっと聴くことができた。
東京都交響楽団 第689回定期演奏会(東京文化会館)
ブルックナー/交響曲第5番
指揮:エリアフ・インバル
今日も全席完売。
満員の東京文化会館、しかもブルックナー1曲のプロということで、会場内にはいつになく「ハード」な雰囲気が漂う。
「クラシック」の極北のような演奏会だった。
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