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カテゴリー「コンサート(2009年)」の記事

2010.01.02

遅ればせながら

昨年は、毎年暮れに書いていた「今年行ったコンサートのベスト」みたいな総括記事を書いている時間がなくて、今年はいいかなと思っていたけれど、やっぱり書いておくことにします。
年が明けてからこんなのを書くのは、「六日の菖蒲、十日の菊」という言葉を思い出すが。

昨年は心に残った演奏会がことのほか多くて、選別に困った。
普段の年だったらベスト5やベスト10くらいの印象度のコンサートを思い浮かべただけで、あっという間に30近くのノミネートが挙がってくる。

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2009.12.26

第九

クリスマスだけれど、昨日からそれっぽいことは特に何もしていないので(する必要もないんだが)、せめて気分だけでもと、クープランの「教区のためのミサ曲」(オルガン独奏)のCDを小さな音で鳴らしている。
ホントは、昔Eratoの廉価LPで出ていたマリー=クレール・アランのふるーい録音がいいんだけど(いまCDで手に入るのは再録音盤)。

20091225今日(25日)は、2009年締めのコンサート(東京文化会館)へ。

ベートーヴェン/「エグモント」序曲
同 /交響曲第9番「合唱付」
 Sp:澤畑恵美、Ms:竹本節子、Tn:望月哲也、Br:成田博之
 二期会合唱団
 東京都交響楽団
 指揮:ゴロー・ベルク

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2009.12.19

デプリースト師、来演

TMSO, 091218東京都交響楽団 第691回定期演奏会(サントリーホール)

シューマン/ヴァイオリン協奏曲(Vn:イザベル・ファウスト)
ブルックナー/交響曲第7番
 指揮:ジェイムズ・デプリースト

とっくに100回を超えている今年のコンサート通いも、いよいよ今日と、あとは来週の「第九」を残すだけ。
2009年最後の都響定期。
昨年の3月以来久々の、前・都響常任指揮者、デプリースト師の登場。

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2009.12.17

Happy Sax 2009

書かなきゃならんことがいろいろある。
何から片づけるか。
まずはこれでしょう。

Happy Sax 2009Toshihisa Ogushi HAPPY SAX CONCERT 2009(銀座ブロッサム・中央会館)

大きな古時計(H.C.ワーク/西上和子編)
The Course of Life & Cancan(星出尚志)
The Sublimation(星出尚志)
Happy Funky Sax(天野正道)※
バトル(天野正道)※
サンバ・エクスプレス(真島俊夫)
瞳がほほえむから(上田知華/星出尚志編)
アヴェ・マリア(シューベルト/星出尚志編)
つぐない~明日があるさ(成本理香編)
サンバ・フィエスタ2009(鈴木英史編)
 小串俊寿(Sax)、白石光隆(Pf)、横山達治(ラテンPerc)
 ゲスト:ルナソワール・サクソフォンカルテット※

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2009.12.09

「フランスの風」に吹かれて

Le vents francais, 2009レ・ヴァン・フランセ 日本公演(東京オペラシティ・コンサートホール)

マルティヌー/六重奏曲
ラヴェル(M.ジョーンズ編)/クープランの墓
カプレ/フルート、オーボエ、クラリネット、バソンとピアノのための五重奏曲
ライネッケ/オーボエ、ホルンとピアノのための三重奏曲
サン=サーンス/タランテラ(Fl、Cl、Pfのための)
プーランク/六重奏曲
 Fl:エマニュエル・パユ
 Ob:フランソワ・ルルー
 Cl:ポール・メイエ
 Hn:ラドヴァン・ヴラトコヴィチ
 Bn:ジルベール・オダン
 Pf:エリック・ル・サージュ

世界管楽器界のスーパースター集団、Les vents français。
今回も聴くことができた。
毎度思うのだが、これだけのメンツがよくスケジュール合わせて集まるよなあ。
オペラシティはほぼ満席の華やぎ。
いかにも管楽器やってます、という趣の若い人が多い。

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2009.12.07

再び、オザワのブルックナー

NJP, 091206新日本フィルハーモニー交響楽団 特別演奏会(すみだトリフォニーホール)

ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第1番(Pf:上原彩子)
ブルックナー/交響曲第3番「ワーグナー」
 指揮:小澤征爾

日曜日。
年明け早々の新日本フィル(NJP)特別演奏会に続いて、年の暮れに再びオザワを聴くことができた。
本当は来週のプログラム(プロコフィエフ/ロメオとジュリエット、他)が良かったんだけど、その日は終日パルテノン多摩をウロウロしている予定なので。
それでもやはり、NJPの定期会員たる者、小澤さんの本番は聴き逃すわけにはいきません。

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2009.12.05

響きの天才…アレクサンドル・タロー

Alexandre Tharaudアレクサンドル・タロー(Alexandre Tharaud) ピアノリサイタル~サティ/ラヴェルの夕べ(王子ホール)

サティ/
 グノシェンヌ第1番
 犬のためのぶよぶよした本当の前奏曲
 グノシェンヌ第3番
 世紀ごとの時間と瞬間的な時間
 グノシェンヌ第4番
ラヴェル/
 亡き王女のためのパヴァーヌ
 古風なメヌエット
 ハイドンの名によるメヌエット
 クープランの墓

一昨年の東京本格デビューリサイタルをやはりここ王子ホールで聴いて、忘れがたい印象を残した(そのときの日記はこちら)フランスのピアニスト、アレクサンドル・タロー。
昨年は聴き損なったが、今年は無事聴けた。

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2009.12.03

D-SAXとモレッティ

D-SAXD-SAX~17人のサクソフォニスト&1人のピアニスト~Vol.3(川口リリア・音楽ホール)

シャブリエ(笹尾淳一編)/狂詩曲「スペイン」(5Sax+Pf)
フランセ(笹尾淳一編)/5つの異国風舞曲(6Sax)
イベール(ロンデックス編)/室内小協奏曲(11Sax+Solo)
 A.Sax独奏:ファブリス・モレッティ
フィル・ウッズ/3つの即興曲(4Sax)
バーバー/弦楽のためのアダージョ(8Sax)
ガーシュウィン(山田武彦編)/ラプソディ・イン・ブルー
 Pf:服部真理子
 Sn.Sax:野原孝、S.Sax:岡安良子、野口紗矢香、林田崇義、三國可奈子、A.Sax:石森裕子、瀧幸恵、中川陽子、藤田鎭大、T.Sax:小松崎美沙、関根瑞恵、本田裕美、渡部瞳、B.Sax:石岡公恵、笹尾淳一、松岡一樹

ピアニストの服部真理子先生率いるサックス集団、D-SAX。
3回めの演奏会だそうだが、はじめて聞かせていただく。

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2009.11.29

カレファックス・リード・クインテット

Calefax Reed Quintetカレファックス・リード・クインテット(東京文化会館・小ホール)

モーツァルト(ウェスリー編)/五重奏曲K.406
ドビュッシー(ブックホールン編)/ベルガマスク組曲
ラヴェル(ヘッケマ編)/スペイン狂詩曲
ホセ・マリア・サンチェス=ヴェルドゥ/装飾的変奏の書(Libro de glosas)
チャイコフスキー(ヘッケマ編)/「くるみ割り人形」より 小序曲
チャイコフスキー=デューク・エリントン(ブックホールン編)/「くるみ割り人形」ジャズ組曲
 オリヴァー・ブックホールン(Ob)
 イーヴァル・ベリックス(Cl)
 ラーフ・ヘッケマ(A.Sax)
 イェルテ・アルタウス(BassCl)
 アルバン・ウェスリー(Bn)

オーボエ、クラリネット、サクソフォン、バスクラリネット、ファゴットという編成の、オランダの五重奏団。
サクソフォンを含む特異な編成ゆえ、CDではずいぶん前から注目していたけれど、実演をやっと聴くことができた。

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2009.11.25

インバル月間~ブルックナー5番

TMSO, 091124東京都交響楽団 第689回定期演奏会(東京文化会館)

ブルックナー/交響曲第5番
 指揮:エリアフ・インバル

今日も全席完売。
満員の東京文化会館、しかもブルックナー1曲のプロということで、会場内にはいつになく「ハード」な雰囲気が漂う。
「クラシック」の極北のような演奏会だった。

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