はからずもiPod nano
iPod nano第5世代モデルを買いました。
といっても買いたくて買った訳ではなくて、実は持っていたiPod miniの電池交換に失敗して壊してしまったので、仕方なくだったのだが。
前のminiを買ったのは発売当時(2004年)のことで、5年も経つとさすがに何もかも違いますね。
iTunesを入れ直したらバージョンが一気に4から9に上がった。
前のminiはもう1年近く前からバッテリが限界に近づいていて、今回やっと交換に挑戦してみたんだが(アップルの正規の交換プログラムだと6800円かかるけれど、自分で交換するためのバッテリと工具のセットがネット上で1500~3000円くらいで出回っているのだ)、いや、これは初めて手がける人にとってはかなりに難易度の高い、というか、ムチャな作業だと思いますよ。
iPod miniってそもそも、バッテリを交換してまた使う、という発想が一切無い作りなんだな、ということを今回つくづく実感した。
交換バッテリを売ってる業者さんも「説明書はありませんが検索エンジンで交換方法を検索すると写真付きで詳しく紹介されておりますのでそちらをご参照下さい」なんて呑気なこと書いてたけど、それってこのPL法のご時世マズイんじゃないかなあ。
ネット上に交換体験記をupされている方々というのは、要はたまたま「失敗せずうまく行った」方ばかりな訳で、いろいろなサイトにお邪魔してみたけれど、今回自分でやってみて分かった数々の「難しいポイント」について、全て洩れなく触れられているページというのは皆無に等しかった。
私の場合、ケース下側の鉄枠にドライバーを突っ込んで外す段階で、下にあったケーブルを切ってしまったのが失敗の直接の原因だったんだけど、はっきり言ってこの一連の作業のどの工程にも、そういうちょっとしたミスで致命的な失敗となり得る要因が隠れている。
私だって元々は町工場の息子で、機械関係や電気工作は昔から得意で、今も自分で組み立てた真空管アンプで音楽を聴いているような人間なんだけど、それでも失敗する時は失敗する(正直、かなり凹みました)。
まあ、いい勉強でしたわ。
もう1回やればたぶん、失敗せず完璧にやれるとは思うけど。(←負け惜しみ(^^;)
という訳でiPod nanoです。
今までのminiが金色だったので、nanoはオレンジにしてみた。
ディスプレイはminiとは比較にならないほど綺麗だし、小さなスピーカーが内蔵されているようで、イヤフォン無しでもなんとなく音が聞ける。
ふうん、ビデオ(勿論音声付き)も撮れちゃうんだ。練習の時とかに便利かも。
これでもしバッテリ交換に成功していたら、またあと数年はminiを使い続けることになっただろうから、新しいものに替えるキッカケとしては、結果的には良かったのかもしれない、と考えることにする。
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