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2009.12.30

サクソフォン・フェスティバル2009、第2日

もう2週間も前のことになってしまったけれど、先日のサクソフォーン・フェスティバル第2日めのプログラムを、覚書として上げておきます。
今年は自分の調子がいまひとつで、あまり集中して聴けなかったので、感想はあんまり書けません。
ひとの演奏を「ちゃんと」聴くというのは十全な集中力と体力が必要で、そのへんは自分が演奏するのと同じ。

20091213

各プログラムが進行している間を縫って、ホール前の屋外ではこんなコンサートがいくつか。
寒い中お疲れさまです。
出演はQuatuor B。演奏中の曲はジャンジャンの四重奏曲より「広場の音楽会」(そのままだ!)。

12月13日(日)
★音大生によるアンサンブル(大ホール 10:00-)
フランス組曲より ノルマンディ、イル・ド・フランス、アルザス・ロレーヌ、プロヴァンス(ミヨー/啼鵬編)
 国立音楽院
歌劇「サムソンとデリラ」より バッカナール(サン=サーンス/野村秀樹編)
 東邦音楽大学・短期大学
「ホルベアの時代」より 前奏曲、サラバンド、リゴードン(グリーグ/南雲麻美編)
 東京音楽大学
「くるみ割り人形」より 小さな序曲、花のワルツ(チャイコフスキー/丸場慶人、福田亨編)
 東京藝術大学
ブルガリア民謡による試み II(生野裕久)
 国立音楽大学
「アルルの女」第2組曲より パストラーレ、間奏曲、ファランドール(ビゼー/徳備康純編)
 東京ミュージック&メディアアーツ尚美
小組曲より1、3、4(ドビュッシー/栃尾克樹編)
 くらしき作陽大学
フランス組曲より ノルマンディ、イル・ド・フランス、アルザス・ロレーヌ、プロヴァンス(ミヨー/啼鵬編)
 上野学園大学、桐朋学園芸術短期大学
セント・ポール組曲(ホルスト/柏原卓之編)
 名古屋芸術大学
パガニーニの主題による狂詩曲より(ラフマニノフ/森田一浩編)
 洗足学園音楽大学
ボレロ(ラヴェル/福本信太郎編)
 昭和音楽大学

★プレミアムコンサート(大ホール 14:00-)
スフルスティック、スラップスティック(鈴木純明)
 原博巳(A.Sax)

弦楽五重奏曲K.406(モーツァルト)
 武蔵野音楽大学サクソフォーン科OB有志によるアンサンブル(S豊田晃生・野原孝、A久慈明広・藤田鎮大、T鶴飼奈民、Br浅利真)

ユバージシュットゥIb(F.デュリュー)
アルトサクソフォン・ソナタ(ヒンデミット)
 アレクサンドル・スーヤ(T.Sax)、李早恵(Pf)
※ヒンデミットをテナーで吹くのはとても似合っていて、むしろ(作曲者のオリジナルの発想の)アルトホルンに近いかもしれない。今まで誰もやっていなかったのが不思議なくらい。

ソナタOp.94(プロコフィエフ)
 ミーハ・ロギーナ(S.Sax)、李早恵(Pf)
※他の楽器の曲がサクソフォンで演奏されるのを聴くと、どうしても「サクソフォンで演奏している」、ということがイメージの最初に来てしまうのだけど、この人の場合はまず「プロコフィエフを演奏している」、ということが感じられる。
小さなことだが、とても重要なことだと思う。

★小ホール 12:00-
☆ブレステイキング・パフォーマンス
 講師:小村由美子、アシスタント:小柳美奈子
ブレステイキング・ストラップの開発者小村さんによる、実技付き講習会。
飛び入りで参加してきました。
首や肩、背中から足の先に至るまで、身体の状態というものがこうも「演奏」や「音」と直結しているというのは、とても新鮮な発見。
アシスタントの美奈子先生の身体の柔らかさには驚嘆。脚を伸ばして床に座って、両手で足の先を持って上半身をそのまま携帯電話みたいに90度ぱたっと折ってしまうのですよ。
ご本人は「これでも昔は固かったのよ~」と仰っていたが。

13:30-
☆YAMAHA presents
勝田一樹のフュージョン・サックス武者修行
トーク&ミニライブ

☆ZEN-ON presents
川口力(Sax)、河野由貴(Pf)
※私は聴けなかったのだが、聴いた方によるととても良かったとのこと。
もっと宣伝打ってもよかったんじゃないかなあ。

16:00-
☆現代の音楽展(司会:松尾祐孝)
トリツカレ男(松岡大祐)
 Pause Saxophone Quartet
3本のテナー・サクソフォーンのための山女魚(伊藤高明)
 江川良子、冨岡祐子、塩安真衣子(T.Sax)
サルルンカムイ(可知奈尾子)
 クローバー・サクソフォーンカルテット
ディストラクションIX~サクソフォーンとピアノのために(松尾祐孝)
 大石将紀(A.Sax、B.Sax)、中川俊郎(Pf)
4つの葦のための4つの章(生野裕久)
 Quatuor B

★フェスティバルコンサート(大ホール 18:00-)
☆伊藤康英~サクソフォーン作品の今昔
【1部~ツヴァイザムカイトな世界】
四重奏曲第2番(1990、2009改訂初演)
 クローバー・サクソフォーンカルテット
ツヴァイザムカイト1(1982)
 原博巳(A.Sax)、沼田良子(Pf)
サクソフォーンと吹奏楽のための幻想的協奏曲(1983、1997二台Pf用編曲)
 福本信太郎(A.Sax)、沼田良子・遠藤直子(Pf)
【2部~伊藤康英Now & Then】
第七の封印(1979、2009改訂初演)
 伊藤康英(指揮)、渡瀬英彦(Fl)、中村均一(A.Sax)、岡崎耕二・中山隆崇(Tp)、森下幸路(Vn)、北口大輔(Vc)、沼田良子・遠藤直子(Pf)
シャコンヌ(1979、2009改訂初演)
 林田和之(A.Sax)
琉球幻想曲(1997、1999編曲)
 森下幸路(Vn)、フェロー・サクソフォーン・カルテット、沼田良子(Pf)
23時45分のミスター・シンデレラ(2001、2009改訂初演)
 伊藤康英(指揮)、砂田恵美(Sp)、玉村三幸(Fl)、山根孝司(Cl)、田中拓也(A.Sax)、岡崎耕二(Tp)、飯笹浩二(Hn)、小田桐寛之(Trb)、渡辺功(Tub)、小川佳津子(Perc)
木星のファンタジー(1999、2001編曲) 編成同上
※名のある一人の作曲家で、サクソフォンを含む作品だけでこんなふうに個展が出来る方というのは、伊藤康英さんの他にはそうそういないだろう。
「ツヴァイザムカイトな世界」には感動した。
80~90年代の活気を久々に思い出した。私にとって最も実感のある時代だったと言っていい。
今の日本のサクソフォン界は、レベルは上がったし量的にも拡大したけれど、あの頃のような「熱気」というものは果たしてどのぐらいあるのだろうか?
この夏にやはり、久しぶりに須川展也=小柳美奈子コンビで吉松の「ファジィバード・ソナタ」を聴いて、久しく忘れていた熱狂に打たれたことを思い出した。
伊藤さん本人による解説も、裏話満載の貴重なお話。
「ツヴァイザムカイト1」は初演日の朝にやっと書き上がった、とか。

☆フェスティバル・オーケストラ
大序曲「1812年」(チャイコフスキー/金井宏光編)
サックス大合奏2008(歓喜の歌、きよしこの夜、星条旗よ永遠なれ)
 池上政人指揮 フェスティバル・サクソフォーン・オーケストラ

20091213

出場された皆様、そして実行委員の皆様、お疲れさまでした。

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コメント

Thunderさん来年も「音楽的日常」楽しみにしております。
heart02
全音企画の川口力さん、お勧め奏者です。今年CDを出され、私は全音(ヤナギサワ)が企画に採用する位の新人?ってどんなもの程度の興味でしたが、
ヤナギサワアルトサックスのラインナップを名曲を演奏しながらの紹介でしたが、曲の都度、圧倒的な気品ある音色の深さで、これは現活躍のどの奏者の流派に当てはまるだろうと考えながら、今迄にあるようでなかった何かクラシカルサックスの音色に求めていた”新種”かも・・と思え、大変満足できる企画でしたhappy01
来年も良い音、奏者に出会いたいものですねlovely
それでは良いお年をfuji

コメントありがとうございました。
川口力さん全くノーマークでしたが良さそうですね。CDを出されていたことも知りませんでしたが、版元がフロレスタン(彦坂さんの最新盤と同じところ)ということは、きっと普通じゃない作りなんじゃないかと予想します。
来年もよろしくお願いいたします。

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