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2009.11.25

サクソフォンアンサンブルのクリニック

先日の連休の最終日に、久しぶりにDACに行ってきた。
ここのミュージック・スクールの発表会に知り合いの方が出場して、フィル・ウッズのソナタの1楽章を吹くのを聴いたのだ。
ひとり数分の持ち時間で、何十人も入れ替わり出てくるという会だったけれど、半分くらい聴いたが皆とても積極的で気持ちのよい演奏だった。
楽器屋さん系の発表会というと、どうかすると聴くのに忍耐の要るような演奏や進行のものもあるけれど、幸いそういうのとは全然違った。

売場で、店長のT代さんに挨拶。
こんな催しをやるんですけど、という話を聞く。

「ヴィーヴ!サキソフォン・クヮルテット」によるアンサンブル公開クリニック&ミニコンサート(2009年12月17日)

宣伝よろしく、とのことで、こんな文章を書き始めている次第。

DACの現店長のT代さんは、実は私の大学の先輩なのです。
私は吹奏楽、T代さんはジャズ研だったけれど、部室が隣同士だったので、サークル間の交流は結構あった。
卒業してすぐDACに就職したT代さんは、出入りの楽器屋さんとしてその後もしょっちゅう大学に現れていたし。
T代さんは私が1年のときの4年生なので、これがもし同じサークルだったら、それこそ「神様」みたいな存在。一生頭が上がらないことだったでしょう(笑)
というか、今でも覚えているんだけど、大学に入学してすぐのサークルの新入生勧誘期間中に、私、偶然T代さんに声をかけられて(勿論、面識なんか無かった)、ジャズ研の部室に見学に行っているのですよ。
ときに1980年、春。当時、Jazzをやるか、吹奏楽を続けるか、ちょっと悩んでいたことは確か。
それでもやはり、クラシック音楽が好きだったので、結局吹奏楽の方面に進んだけれど、あそこでもしジャズ研に入っていたら、その後はまーったく違う人生だっただろうなあ、とは思う。

閑話休題。
サクソフォンアンサンブルのクリニックの話である。
ありそうで意外とない企画だと思う。高校生?のモデル・カルテットを使っての進行になるそうだ。

サクソフォン(に限らず)アンサンブルの練習はどのように進めるのか、という一般的な理論は存在しない。
人の数、曲の数だけ方法はある。
自分が経験したいくつかのカルテットの練習の流儀というのは皆、全然違ったし、幾人かの先生によるアンサンブルレッスンというのも然り。
音程のことを口うるさく言う中から、全体のポテンシャルを底上げしていく方もいるし、逆に音程のことは一言も言わないのに、結果的にすばらしく音程感のよい演奏に仕上げる方もいる。
「音楽的で整った演奏」のために必要な要素というのはいくつかあって、それらは言葉にすると意外と単純なものだけれど、それらを人と人同士の関係性(先生と教わる側、演奏者同士、あるいは演奏する人と聴く人)の間でどのように実現する(させる)か、という流儀、方法論は、人それぞれである。
だからこそ、人様の(とくに、一流のプロの方の)リハーサルというのは、見ていてとても参考になる。
私も楽しみに聞きに行きたいと思う。

Munesada-Videoそういえば昔、こんなビデオが発売されていたのをご存じだろうか。

「サクソフォンクヮルテットのアンサンブルテクニック」

宗貞啓二先生が、当時務めておられた昭和音大のカルテットをモデルに、約1時間にわたってアンサンブルのトレーニング、リハーサルと指導について論じたビデオで、1997年(頃)の発売当時は一部でかなり話題となったものだ。
内容的には、一般解の存在しないところに無理やり一般的な方法論を呈示しようとしている感じもして、ちょっと無理があるかもなあ、とも思うのだけれど、こういうものがまとまった映像作品として残っているというのはそれはそれで貴重である。
今でも手に入るのだろうか。VHSビデオという媒体自体がいまやかなりアナクロだけれど。
版元のデジタル・メディア・ラボという会社自体はまだあるようだが…

#ところで、このビデオ、初めて観た時、ワタシゃ大爆笑してしまったんですが。
一番最初に宗貞先生、モデルのカルテットを前に、にっこり笑って
「じゃあ、始めましょう、まず最初に、チューニングをして下さいhappy01
って言うんですわ。
実際のレッスンでは、センセ絶対こんな口のきき方しないぞぉ(^^;;

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コメント

先日はご来場ありがとうございました。
まさかまさかのご来場で非常に驚きました(^^ゞ
発表会の進行は年々スムーズになっている気がします。
生徒さんもなかなかアジのある演奏をされる方がとくに年配の方に多く、私も毎年楽しみにしています。
みなさん積極的なのはこの教室の良い意味での家庭的な雰囲気のおかげかなと思います。
アマチュア向けのアンサンブルクリニックは私も興味ありますねー。行けるかな。

お疲れさまでした。
フィル・ウッズってもしかしたら、クラシックのプロの方よりも、気合の入ったアマチュアの方がやるべき曲なんじゃないかなという気が聴いていてしました。

こういう発表会を聴くたびに、ああ、私ももういちど一からちゃんと習い直したい!と思うのですがねえ…

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