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2009.10.31

前季ラスト

TMSO, 091030東京都交響楽団 第687回定期演奏会(サントリーホール)

バルトーク/ルーマニア民俗舞曲
R.シュトラウス/オーボエ協奏曲(Ob:広田智之)
バルトーク/管弦楽のための協奏曲
 指揮:アンドリュー・グラムス

金曜日。
10月ラストのライブ鑑賞。
今月は、14日から数えて約半月で、13回もコンサートに行ってしまった。
いくらなんでも多すぎだろう。
それでも、今日もやっぱりとても良い演奏会で、ますます止められなくなる。

アンドルー・グラムズ(この表記にさせていただく)という人は、1976年生まれのアメリカ人、一昨年までクリーヴランド管の副指揮者だったという方で、まさに今、売り出し中の若手、というところか。
カリスマ性がある、という訳でもないけれど、解釈が一貫していて演奏が細部まできちんとしていることに関しては、最近都響で聴いた指揮者の中でも屈指の人じゃないかしらん。
実は相当細かく練習する人なんじゃないかな。内実は知らないけれど。

なんだかひさびさに聴いたような気がするけれど、高橋オサム氏のラッパはやっぱり、上手いわあ。
バルトークの「オケ・コン」が、屹立する彫像のような確固たる名演奏となった理由は、私の印象としては高橋さんの存在が大きい。
また、2ndの中山さんが高橋さんに負けないような存在感のある音を出していたのも印象的。
2楽章は、何人か新人の入った木管セクションのデモンストレーションぽい要素があった気がしたけれど、感じたのはむしろ、本間さん(Ob)や堂阪さん(Fg)といったベテラン勢の老獪な巧さのほうだった。どちらも、本来だったらとっくに定年で引退されているはずの方々のプレイとはとても思えない。
このような音楽性が、オケの中できちんと継承されていってほしいと願う。

シュトラウスのオーボエ協奏曲。
私の思い入れ深い曲のひとつだけれど、いやあ、これまたさすがの演奏。
広田さんの音、「美音」ということにかけては日本人奏者の中でも随一なんじゃないか。
聴いていて、意外と緊張されていたのかなという気もしたけれど、緊張を自分の中に溜めずに、逃がすというか「アースする」やり方がとても上手で、プレイヤーの見地としてもとても参考になる。

「ルーマニア民俗舞曲」は意外と珍しいことにフルオーケストラ版だった。初めて聴いたかも。

以上、都響の2009前期シーズンも無事終了。
プログラム冊子の中の若杉弘追悼特集は、若杉さんのシンフォニー指揮者としての業績を辿る上で永久保存版の充実だった。
若杉さんの業績は、オペラだけじゃないんだぞ。

さて来月はインバルだ。楽しみ~

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