グランボワ
大石さんのお相撲ず、じゃなかった、Osmose、行けなかった(>_<)
明けて土曜日は橋本へ。
グランボワ・サクソフォン倶楽部第8回定期演奏会(杜のホールはしもと)。
いつもどおり青梅に行ってから向かったので、八高線などという路線に(少しだけど)乗ってしまった。
ボタンを押してドアを開けるタイプの電車に乗って、土手の上の単線をエンエンと走っていると、それだけでちょっとした旅行気分になれる。
グランボワさんは基本的なありようとして、演出にしろステージマナーにしろ、どうにも学校吹奏楽の延長ぽい面が多くて、ワタシのようなおじさんにとっては違和感を感じる部分も多々あるんだけど、総帥大森さんの音楽性というのはそれを補って余りあるものだ。
メインプロはドビュッシーの「海」(全曲!)だったけれど、それは見事なもんでした。
打楽器とハープ(1人)が入っていたとはいえ、サックスだけ30数人の編成で、ここまでドビュッシーぽい響きと音色のうつろいがちゃんと聞こえてくるとは。
勿論、アンサンブルのやばい部分もいろいろあるんだけど、それをもドビュッシー独自の茫洋とした響きの中に溶かし込んでいたように思う。
すごいなあ、練習大変だっただろうなあ、と思うと同時に、メンバーが果たしてそれをどこまで分かってやっているのか、あるいは大森さんがいない時の練習ってのはどうしているのか、など、心配になってしまうこともある。
まあ、余計な心配なのでしょう。
演奏された皆様、お疲れさまでした。
欲を言えば、四重奏はもうちょっと「良い曲」「似合う曲」を選んでほしい、ってところか。
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