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2009.10.17

NJP定期、10月

NJP, 091017新日本フィルハーモニー交響楽団 第452回定期演奏会(すみだトリフォニーホール)

ベートーヴェン/「コリオラン」序曲
リスト/ピアノ協奏曲第1番(Pf:ジャン=エフラム・バヴゼ)
マーラー/交響曲第1番「巨人」
 指揮:イオン・マリン

10月後半はコンサートが立て続きます。
土曜日の1本め。
新日本フィルの土曜定期は、今まで15時開演だったのが、今季から14時になってしまった。
たしかに、世の中のマチネコンサートの趨勢は14時だが、そこを敢えて15時からってのが良かったんだけどなあ。
まあ仕方ないが。

なんだかもう、無闇にいろいろなことをやる「巨人」だった。
たいへん面白い。
テンポがひっきりなしに変わるのに、結構アバウトな振り方も多い人で、一刻も目を離せず聴くこととなった。
弾くほうとしては合わせ辛いだろうなあと思う。
わざとやってるとしたら策士だが。

会場でken師に会ったので、終演後は楽屋口でW先生の出待ちをする。
W先生に「聴いたこともないような『巨人』でした」、と言ったら、
「たしかに、『初めて弾くようにやってくれ』とは何度も言われたよ」、と返された。
ふーむ。

演奏は、ホルンの吠えまくりようがとにかく印象的。
弦も(1曲めの「コリオラン」から)分厚く充実した音だった。先月もそう思ったけれど、弦の音が以前とちょっと変わってきたような気がする。コントラバスソロなかなか良かった。
リストを弾いたピアニストは、フランス人でデトモルト音大の教授をしているという、インターナショナルな方。
音がとにかくでかい。
アンコールにドビュッシーの「花火」を弾いて、これはなかなか繊細な演奏だったので、リスト1曲では見えないようないろいろな面も持ち合わせた方なのだろうと思う。

例によって、今日の出演者。

Member_091017

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コンサート(2009年)」カテゴリの記事

コメント

> わざとやってるとしたら策士だが。

僕は指揮者を斜め前から見える場所にいたのですが、どうもわざとっぽいですよ。オケが必死になってるところを、涼しい顔してアバウトにわざと打点を示してないようなカンジでした。普通に流れているところはチャンと打点を示しているのに
S木師匠が、「きのう(16日)は、指揮者が本番でいきなりリハと違うことやって驚いた」と言ってましたね。
Hr凄かったですね~。とにかく、一瞬たりとも気を抜けない巨人でした。

お疲れさまです。やっぱりわざとですか。そういう指揮者時々いますよねえ。

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