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2009.09.30

3ヶ月ぶりの

TMSO, 200909東京都交響楽団 第684回定期演奏会(サントリーホール)

ストラヴィンスキー/サーカス・ポルカ
モーツァルト/ピアノ協奏曲第24番(Pf:パウル・バドゥラ=スコダ)
ストラヴィンスキー/バレエ音楽「カルタ遊び」
同 /バレエ組曲「火の鳥」(1945年版)
 指揮:アンドリュー・リットン

久しぶりの都響。
7月7日の中村紘子さん以来、主催公演では6月のサントリー以来。3ヶ月も空いてしまった。

この3ヶ月の間、他のオーケストラもずいぶん聴いた。
東響(3回も!)、新日本フィル(2回)、東フィル(ヴィラ=ロボス)、N響(グルッペン)、読響(高関マーラー)、シティフィル(パスカル・ヴェロ)、日記は書いてないが日フィルも一度聴いたし、ミューザで神奈川フィル。
おお、東京・神奈川のプロオケ全部ではないか。
今はどこのオケも実に充実しているなあ、と感嘆した3ヶ月だった。読響のドイツのオケみたいな本格の響き、東フィルの底力、新日のシェイプアップされた音、東響の場外ホームラン。

それでも、久々に都響を聴くと、なんだか故郷に帰ってきたようにホッとすることだった。
木管首席陣のスクエアの間を飛び交うシグナルとか、端正でストレスのない金管の音とかが、とても見慣れた風景という感じで。
そして弦!いろいろなオケを聴いた後に都響に戻ってくると、ああ、これですよこの音、弦はやっぱりこうでなくちゃ、と思う。
今日は新コンマス四方さんの就任披露でもあり(山本さんがトップサイドだった)、また一段と引き締まった感じがする。
四方さんのリーダーとしての、あるいは指導者としての素晴らしさは今までもいろいろな機会に見聞きしていて、楽しみにしていたところだけれど、なんといっても90年代、故ベルティーニ治下のケルン放送響でコンマスをしていた、という経歴が、私たちとしても他人と思えない理由である。
かのベルティーニ=ケルンのマーラー交響曲全集の中にも、四方さんがコンマス席に座っている演奏が幾つもあるはずだ。
今、この方がこのタイミングで都響のコンマスに就任するというのことは、何か偶然とは思えない、見えない力が働いているような気がするのは、私だけでしょうか。

指揮者はアンドルー(アンドリュー)・リットン。今年50歳のアメリカ人。
オケに無理強いをせず、それでも片っ端からサウンドをまとめてゆく、極めてプラクティカルな指揮者という印象。
「カルタ遊び」が一番の聴き物だった。見事というか鮮やかというか、「小気味よい」、とはこのことか、という感じ。
「火の鳥」も実に隙のない演奏。こういうのが私の好きな演奏かというと実はそうでもないんだけど、演奏自体の質の高さはさすがです。
今年82歳の巨匠バドゥラ=スコダのピアノは、勿論、音の粒立ちは今時のイキのいいピアニスト達とは比べるべくもないし、ミスタッチも多いけれど、これはこれで良いんじゃないでしょうか。本当はこんな大きなホールで(例えモーツァルトとはいえ)コンチェルトを聴くより、もっと小さな会場で語りかけるような演奏を味わうべき人なのだろう。

コンマス以外のスターティングメンバー、Fl柳原、Ob本間、Cl佐藤、Bn岡本、Hn有馬、Tp岡崎、Trb古賀、Timp安藤。チェロは田中・古川両首席揃い踏み(ソロは田中)でした。

追記。Andrewは「アンドリュー」ではなく「アンドルー」、だと思う。少なくとも英語圏では(他は知らない)。
私は固有名詞の表記にはそれほどこだわらないほうだけれど、これはFennellを「フェンネル」と呼ぶのと同じような違和感を感じるので…

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コメント

都響の来年のプログラム届きました。
うーむ。4シリーズ全部に行けと言うのか!?

という感じでした。

フルシャくん、ヤナーチェク得意そう!楽しみ。

ウチにも来ましたhappy01

仰るとおり、各シリーズに聴きどころを振ってきてますね。

ワタシ的には、Aシリーズは1月のジョリヴェ&西村、Bは大野和士のマンフレッドとインバルの「青ひげ公」、芸劇がヤン=パスカルのペトルーシュカ、あたりか。

マルティヌーの3番というのもなかなか絶妙。

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