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2009.08.11

1984年のギャルド

K高、吹奏楽コンクール金賞!(B組)だったらしい。
おめでとう!!


さて、先日ちょっとご紹介した、「ギャルド・レピュブリケーヌ 1984/1961」と題する、CD・DVDのセット。
フランスの「国家の誇り」を体現すると言ってもいい、このギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団という音楽団体の、23年の時を隔てた二度の来日の記録(そして今、その再来日からも既に25年が経っている)をこうして並べて聴く(観る)、というのは、想像をはるかに超えるセンセーションだった。
センセーションの要因は、主に1961年録音のほうを聴いたことなんだけれど。
私はマルセル・ミュールをはじめとする昔の演奏家やオーケストラを愛好し研究する者ながら、考え方としてはどちらかというと進歩主義者だと思っているけれど、この48年前の録音は大変なショックでしたよ。
私たちはこの半世紀に、いったい何を失い、じゃあ代わりに何を得たのか?と、思いきり考え込んでしまったくらいだ。

詳しくそのあたりの話をするのは、1961年当時の資料なども参照しながら、じっくり腰を据えてかかる必要があるのだけど、その前に1984年の映像のほうを軽くご紹介しておきましょう。

Garde 1984, Japan

この年の来日公演のチラシ。
DVDには、1984年9月30日NHKホールでの公演が、ほぼ完全に収録されている。
チラシが残っているということは、ワタシも客席に居たということです(ステージをかなり下方に見た記憶があるので、おそらく3階席)。
この日と、10月13日の東京文化を聴いている。

19840930

「ティル・オイレンシュピーゲル」が聴き物。
並みのオケの演奏よりずっと色彩的で、面白く聴ける。
前半の「トッカータとフーガ」や「アルルの女」は、ちょっと大味(当時もそう思ったし、今観てもやはりそうだ)。
これには収録されていないけれど、東京文化で聴いた「ダフニスとクロエ」には感動したなあ。
フランスのオーケストラなど生では聴いたことがなかった当時としては、ああ、これがフランスの音か、と感激したものだった、けれど…

19840930

アルトサクソフォンの席には、ジョルジュ・ポルトとジャン=ピエール・バラリオリのお2方の姿が。
首席奏者アンドレ・ブーンは、ソリストとしての出番のため降り番。
ブートリーさん、若いっ!(時にブートリー氏、52歳。)

19840930

ブートリーの「ディヴェルティメント」を独奏するアンドレ・ブーン。
独特に「つるっ」とした感触の、美しい音色だ。
この美しさは、当時の生のNHKホールでは感じ取れなかったように思う(ホールが広過ぎるのか、当時の私の耳が駄目だったのか)。
この曲とチャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」が「特典映像」となっている経緯については、当時のNHKの技術者だった方がブックレットに詳細な説明を書いている。
実に良心的で、職人的と言ってもいい細心の作業の末に復刻された映像だということがよく分かる。

しかしNHKというところは、技術者の方々がこれだけ丁寧で立派な仕事をなさるのに比して、実際にカメラを操る方々が、あんまり音楽分かってないなあ、と思えるような微妙にKYな映像やカメラワークが多いのが、残念。
ヨーロッパの放送局が制作した映像などでは、あまりそういう不満はないのだが。

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コメント

色々とお世話になりました。目安として、平均8点以上で金賞っていう印象なのですが、今回9点強でした。中には、色々細かく講評書いているけど10点満点つけている審査員もいて、理屈を超えたインパクトを与えることが出来たのかな?って感じましたscissors でもまだまだやることは沢山あるので、新たなスタートと思って次の段階に進みます。

お疲れさまでした。
自分が教えた生徒が「ゴールド金賞」、というのは、自分自身が金賞を貰うのとはまた違った嬉しさがあります。

今回の金賞は、いろいろなことが良い方に動いた相乗としての結果ではあると思いますが、なによりも生徒たち自身の努力があってこそのこと。
ねぎらってあげたいですね。

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