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2009.07.07

サクソフォン三重奏

日曜日は、定例アンサンブル練習。
やっと、楽器の練習に集中できる、「夏」という輝かしい季節が近付いてきた。
外はまだまだ梅雨空だけど。

夕方はサクソフォントリオ。
秋の演奏会でとりあげる曲目は、結局、ベートーヴェンの作品87のテルツェット(トリオ)、ということになった。

楽譜は、ラリー・ティールの編曲で、オーボエ2+コーラングレという編成の原曲を、SATもしくはATBというサックス三重奏で出来るよう、パート譜が2セット用意されている版である(実際には上と下のパート譜は共通で、真ん中のパートだけ調の違うのが2種類ある)。
図体の小さい曲なので、吹き始めのうちはモーツァルトだかハイドンだかベートーヴェンだかよく分からない感じだけれど、やはり虎の子は猫にあらず、3楽章のメヌエット(スケルツォ)など、例えば『エロイカ』のスケルツォをイメージしてテンポ等を設定してみると、突如としてものすごくそれっぽくなるのには、感心。

Kagel-Schubert Proサクソフォントリオといえば、最近こんなCDを入手していた。

ドイツに本拠を置く、世にも珍しい常設のプロフェッショナルなサクソフォン三重奏団、Sax Allemandeの新譜(FARAO classics)。
つい先年亡くなったマウリシオ・カーゲル(1931-2008)への委嘱作(サクソフォン三重奏のための組曲『Der Mündliche Verrat』)と、シューベルトの弦楽三重奏曲2曲(D471、D581)を収録したもの。
しかも、作曲者カーゲルのサジェスチョンに従ったとかで、曲順は各曲の楽章単位でゴチャゴチャ、シャッフル状態。
D471のアレグロが終わったと思ったら、カーゲルの楽章が3曲続き、D581の第1楽章、またカーゲルが3曲、といった具合。
カーゲルが果たして何を意図してこうしたのかはよく分からないが、聴いているぶんには、古典的な曲、現代的な響きの曲がそれぞれずーっと続く場合に比べ、集中力が持続しやすいのは確か。
カーゲルという人は、前衛作曲家といいながら、音だけ聴いていると意外と「普通」でインパクトが少ないので(この人の本領は、指揮者がステージに倒れ込む『フィナーレ』、みたいな、ハプニングというかパフォーマンス系の作品のようだ)、このやり方はいいかもしれない。
演奏は、ああ、ドイツ人だな、という感じはあるけれど、こういうレパートリーでは別に違和感はない。

古典派というのは、ナニゲに弦楽三重奏曲の宝庫ですね。
ハイドンがこんなにたくさんの弦楽三重奏曲を書いていたというのは、今回調べて初めて知った。
ベートーヴェンにも複数の弦楽三重奏曲がある。

Zefiroついでに、私たちがやるベートーヴェンのテルツェットのCDも入手していた。
ゼフィロ/ベートーヴェン「ハルモニームジーク」~管楽器のための作品集(Deutsche Harmonia Mundi)。

このZefiroという演奏団体、注文して届いてから判明したのだが、オリジナル楽器(いわゆる「古楽器」)だった。
オリジナル楽器だと知っていたら注文しなかったかもしれないけれど、聴いてみたらこれはこれで面白い。
ヘタウマの極致、というか。
アンサンブルの団員に配る「参考音源集」のCDに入れて、演奏メンバーじゃない人にも聴かせちゃうことにした。

他に、作品103の管楽八重奏曲や、吹奏楽編成によるマーチ「帰営ラッパ」、エコセーズとポロネーズ、などが収録。

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