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2009.07.11

パリ音楽院の歴代院長

前エントリに書いた、フォーレ歌曲全曲演奏会の会場ロビーで、日本フォーレ協会の会誌「フォーレ手帖」最新号を購入。800円。

安川加寿子門下の3人のベテランピアニストの方(井上二葉、高野耀子、山岡優子)が、安川先生のお嬢様(といってももう結構なお歳)を囲んでの対談、というのが載っているけれど、読んでいるとこれがなんか、やたらと押しの強いおばちゃん達の遠慮のないお喋りに付き合わされてるって感じで、なかなか楽しかったりする(笑)。
フランスのコンセルヴァトワールの、「初見」の授業と試験の話が興味深かった。「楽譜を20秒見ただけで、まるで自分が作曲したように弾かなきゃならない」世界。
音やリズムは多少間違えても減点されないけれど、「曲想を間違えたら大減点」、なんだそうだ。そういうもんなのか。
あと、間違えたからといって弾き直すのも絶対に駄目だと。(これはワタシも耳が痛い。)

さて、今号の当会誌に、「パリ音楽院:フォーレ以前と以後」と題する、芸大のローラン・テシュネ准教授による講演ノートが収録されている。
この記事には、設立(1795年)以来現在までのパリ音楽院(パリ国立高等音楽院)の全ての院長の名が載っているのだが、これってありそうで意外と無い貴重な資料だと思うので、以下に転載させていただくことにした。

1795~1815 創設者:ベルナール・サレット Bernard Sarrete, 1765-1858
1816~1822 フランソワ=ルイ・ペルヌ Francois-Louis Perne, 1772-1832
1822~1842 ルイジ・ケルビーニ Luigi Cherubini, 1760-1842
1842~1871 ダニエル=フランソワ・オーベール Daniel-Francois-Esprit Auber, 1782-1871
1871 フランシスコ・サルバドール・ダニエル Francisco Salvador Daniel, 1831-1871
1871~1896 アンブロワーズ・トマ Ambroise Thomas, 1811-1896
1896~1905 テオドール・デュボワ Theodore Dubois, 1837-1924
1905~1920 ガブリエル・フォーレ Gabriel Urbain Faure, 1845-1924
1920~1941 アンリ・ラボー Henri Rabaud, 1873-1949
1941~1954 クロード・デルヴァンクール Claude Delvincourt, 1888-1954
1954~1956 マルセル・デュプレ Marcel Dupre, 1886-1971
1956~1962 レイモン・ルシュール Raymond Lecheur, 1899-1979
1962~1984 レイモン・ガロワ=モンブラン Raymond Gallois-Montbrun, 1918-1994
1984~1986 マルク・ブルーズ Marc Bleuse, 1937-
1986~1991 アラン・ルヴィエ Alain Louvier, 1945-
1991~1992 グザヴィエ・ダラス Xavier Darasse, 1934-1992
1993~2000 マルク=オリヴィエ・デュパン Marc-Olivier Dupin, 1955-
2000~現在 アラン・ポワリエ Alain Poirier

各人のプロフィールに関しては、今後、私(Thunder)のほうで補足していくかもしれません。

アクサン等、フランス語特有の表記に関しては正確には把握しきれないので、ここでは全て略させていただきました。ご了承ください。

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音楽随想」カテゴリの記事

コメント

これは貴重な資料ですね。
差はあるものの、学長在任期間が長い方が多いですね。200年以上の歴史ある学校ですから、もっと長いリストになるのかと思ってました。

そうですね、私も、200年でたったこれだけ?
と驚きでした。

一人の在任期間の長さについては、フランス人の、「伝統」というものに対する複雑な考え方の一端が表れているように思います。
でも、これは書き始めると長くなるので、また改めて…

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