当日券で
ブラームス/ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.78「雨の歌」
同 /ヴァイオリン・ソナタ第2番Op.100
同 /ヴァイオリン・ソナタ第3番Op.108
北川靖子(Vn)、北川曉子(Pf)
木曜日、仕事が早く終わったので、たまたま見つけたこのコンサートに、当日券で入る。
こんな余裕こいた行動に出るのはとても久しぶり。
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ブラームス/ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.78「雨の歌」
同 /ヴァイオリン・ソナタ第2番Op.100
同 /ヴァイオリン・ソナタ第3番Op.108
北川靖子(Vn)、北川曉子(Pf)
木曜日、仕事が早く終わったので、たまたま見つけたこのコンサートに、当日券で入る。
こんな余裕こいた行動に出るのはとても久しぶり。
ヴェル・ドゥマン-明日のほうへ 彦坂眞一郎(Sax)
彦坂さんの一番新しいCD。
といっても、発売からもう4ヶ月近く経っている。
最近はCD情報からもすっかり疎くなってしまい、まだ聴いていなかったところ、先日のアプリコでの本番の舞台裏でサイン入りCDの即売会が催され(笑)、ようやく入手したのだ。
週末は例によってバタバタ。
土曜日(25日)のことを今頃ようやく書いている。
やっと梅雨が明けたか(もうとっくに明けてるんだけど)、という熱暑の中、今年度初のK高へ。
今年は合宿にお邪魔することにしているので、顔見せとして。
午前はパート練。ごく基礎的な発音とエアの流れに絞ってチェックしてみるが、2年生はほぼ問題なし。
こうなってくるとサクソフォンのコーチとしてはワタシゃ最早殆どやることは無いんだけど、1年生の子が引き離されちゃってるのが課題だな。
なんとかせずばなるまい。
午後は合奏を後ろから見せていただく。
今年のコンクール自由曲はとてもJazzyな雰囲気で、「カッコいい曲なので是非やりたい」、と生徒のほうから持ってきた曲だそうだが、じゃあ具体的にどう吹けばカッコ良くなるかということを生徒たちはまだあんまり判っていないので、オトナは苦労させられる訳である(苦笑)。
合宿がいろいろ楽しみだ。
夕刻、K高を後にし、新宿のドルチェ楽器へ急ぐ。
オーティス・マーフィー マスタークラス&コンサート(アーティストサロンDolce)
・マスタークラス
中島諒
グラズノフ/協奏曲
佐藤渉(通訳)
・コンサート
マルティノ編/ガーシュウィン・ファンタジー
P.ゴールドスタイン/Fault Lines
A.ウェイネン/アルト・サクソフォンとピアノのための二章
*A.ベルビギエ(ミュール編)/18のエチュードより1、10
*P.ヒンデミット/コンツェルトシュトゥック
*佐藤渉(A.Sax)
A.ピアソラ/3つのタンゴ(アディオス・ノニーノ~オブリビオン~リベルタンゴ)
A.ハチャトゥリアン(ボーンカンプ編)/剣の舞
オーティス・マーフィー(A.Sax)、ハルコ・マーフィー(Pf)
ハイドン/弦楽四重奏曲第77番Op.76-3「皇帝」
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第9番Op.59-3「ラズモフスキー第3番」
メンデルスゾーン/弦楽八重奏曲Op.20
ライプツィヒ弦楽四重奏団
+Vn玉井菜採、景山裕子、Va市坪俊彦、Vc河野文昭(メンデルスゾーン)
金曜日。
ちょっとしたご縁があって、ご覧のとおりたいへん渋いコンサートに行ってきた。
外は「真夏の夜」と呼ぶにはちょっともの足りず、梅雨末期みたいなジメジメした空気と時折のスコールみたいな大雨。
オランダのアムステルダム在住で、笙とサクソフォンの奏者&作曲家として活躍中のS藤さんが一時帰国、バリトンサックスを借りに我が家に現れた。
26日朝の練習で使う予定のバリトンを、このタイミングで貸し出すというのもなかなか大変だけど、ほかならぬS藤さんの頼み、しかも私たちの共通の恩師、N澤先生の退官祝いの席での演奏に使うとあらば、これはもう喜んで、ってところ。
N澤先生は、私が中学校に入った時の音楽の先生で、吹奏楽部の顧問だった方だ。
たしかその時点で、新卒採用2年めくらいだったと思う。(それから35年経って定年退職だったら、ほぼ計算が合う)
どんなふうに「恩師」かというと、2年生になってから何も分からぬまま吹奏楽部に途中入部した私に、「じゃあ、君は、テナーサックスをやってくれ」と言った方である。
それで私は今、サクソフォンを吹いているのである。
これを「恩師」と呼ばずして何と呼ぼうぞ。
昨夜おそくネットニュースで知った。
とにかく、ショックだった。
残念とか、そんな言葉では済まない。…
他のネタはあったけれど、急遽予定変更。
おわりました。
笑い止まぬ打ち上げ&二次会まで終わらせて、帰宅しました。
幸い、比較的近所なので、それでもこんな時間。
演奏会本番は終演して終わりではなく、打ち上げに出て帰って帰宅報告をブログにupするまでが本番です。ん?
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 第230回定期演奏会(東京オペラシティ・コンサートホール)
ドビュッシー/牧神の午後への前奏曲
ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ
同 /組曲「マ・メール・ロワ」
リャードフ/バーバ・ヤーガ
ムソルグスキー(ラヴェル編)/組曲「展覧会の絵」
指揮:パスカル・ヴェロ
昨年4月、シティフィルに初客演して鮮烈な印象を残した1959年生まれのフランス人指揮者、パスカル・ヴェロが、はやくも再登場。
発表になった時から楽しみにしていた。
以前の日記でも触れましたが、こんどの三連休の最終日に、大田区アマチュア音楽祭の中の「アプリコ・ミュージックアカデミー・ウィンズ」という一発バンドの本番に参加します。
斯界の大御所・秋山紀夫先生、初期の頃の「音の輪」以来久々の再会となるコンミスの秋山かえで先生、サクソフォンの講師として毎回の練習にフル参加してくださっている彦坂さんをはじめとする方々と共に、充実したリハーサルを続けているところ。
今回はプログラム的にはそれほど「アカデミック」ではなく、フツーの吹奏楽に近いけれど、それでもホルストの第1組曲やグレインジャーの「子供のマーチ」から、ニュー・サウンズの「ジャパニーズ・グラフィティIX~いい日旅立ち」にまで至る多様な曲目を、疑いもなく「『日本の吹奏楽』をつくりあげた人物」のひとりである巨匠・秋山紀夫先生の指揮で演奏するというのは、このうえなく貴重で心躍る経験となるでしょう。
土曜日のこと。
恒例青梅往復のあと、夕刻、地下鉄の牛込神楽坂という駅にはじめて降りる。
牛込箪笥区民ホールという新宿区の施設でのサクソフォーンアンサンブルの会の第25回定期演奏会に、私たちのアンサンブルの演奏会チラシ挟みをさせていただき、ついでに久しぶりに演奏会本番も聴いて行こうということ。
狭い世界ゆえ、開場前から、よそのアンサンブル団体の知人たちと一緒に作業にいそしむ。
終了後は、演奏会開演まで近所を散歩。
小さなマンションやアパートや、土曜日で休んでいる会社の小さなビルが雑多に立ち並ぶ、古い街並み。
物心ついてから40年以上東京(の、しかも23区内とはいいながら微妙な周辺地域)で暮らす人間にとっては、「原風景」といっていい懐かしい景色だ。
タリーズを見つけたので、コーヒーでも飲むかと入ったら、「申し訳ございません、もう閉店です」と言われてしまった。
土日は午後6時で終わりらしい。
前エントリに書いた、フォーレ歌曲全曲演奏会の会場ロビーで、日本フォーレ協会の会誌「フォーレ手帖」最新号を購入。800円。
安川加寿子門下の3人のベテランピアニストの方(井上二葉、高野耀子、山岡優子)が、安川先生のお嬢様(といってももう結構なお歳)を囲んでの対談、というのが載っているけれど、読んでいるとこれがなんか、やたらと押しの強いおばちゃん達の遠慮のないお喋りに付き合わされてるって感じで、なかなか楽しかったりする(笑)。
フランスのコンセルヴァトワールの、「初見」の授業と試験の話が興味深かった。「楽譜を20秒見ただけで、まるで自分が作曲したように弾かなきゃならない」世界。
音やリズムは多少間違えても減点されないけれど、「曲想を間違えたら大減点」、なんだそうだ。そういうもんなのか。
あと、間違えたからといって弾き直すのも絶対に駄目だと。(これはワタシも耳が痛い。)
さて、今号の当会誌に、「パリ音楽院:フォーレ以前と以後」と題する、芸大のローラン・テシュネ准教授による講演ノートが収録されている。
この記事には、設立(1795年)以来現在までのパリ音楽院(パリ国立高等音楽院)の全ての院長の名が載っているのだが、これってありそうで意外と無い貴重な資料だと思うので、以下に転載させていただくことにした。
日本フォーレ協会第20回演奏会/フォーレ全歌曲連続演奏会 第一夜(東京文化会館・小ホール)
G.フォーレ/
蝶と花Op.1-1
五月Op.1-2
僧院の廃墟にてOp.2-1
水夫たちOp.2-2
田中詩乃(Sp)、中村玲子(Pf)
ひとりきりOp.3-1
トスカーナのセレナードOp.3-2
漁夫の歌Op.4-1
リディアOp.4-2
平林龍(Br)、徳田敏子(Pf)
秋の歌Op.5-1
愛の夢Op.5-2
いない人Op.5-3
中村まゆ美(Ms)、徳田敏子(Pf)
朝の歌Op.6-1
悲しみOp.6-2
シルヴィOp.6-3
安陪恵美子(Sp)、中村玲子(Pf)
夢のあとにOp.7-1
讃歌Op.7-2
舟歌Op.7-3
秋山理恵(Sp)、須江太郎(Pf)
水のほとりOp.8-1
身代金Op.8-2
この世ではOp.8-3
岡田理恵子(Sp)、徳田敏子(Pf)
子守唄Op.16
ロマンスOp.28
鈴木まどか(Vn)、佐々木京子(Pf)
優しい歌Op.61
武田正雄(Ten)、須江太郎(Pf)
ガブリエル・フォーレの歌曲全てを、今後2年間、全4回の演奏会でほぼ作品番号順にとり上げようという企画。
こんな演奏会を、わざわざ前売券買って聴きに行くサックス吹きなんて、東京広しといえどもワタシくらいのもんだろう。
東京文化会館《響の森》vol.26~中村紘子・ピアノ協奏曲の夕べ
モーツァルト/ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」
三善晃/ピアノ協奏曲
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番
中村紘子(Pf)
大友直人指揮 東京都交響楽団
日曜日は、定例アンサンブル練習。
やっと、楽器の練習に集中できる、「夏」という輝かしい季節が近付いてきた。
外はまだまだ梅雨空だけど。
夕方はサクソフォントリオ。
秋の演奏会でとりあげる曲目は、結局、ベートーヴェンの作品87のテルツェット(トリオ)、ということになった。
花辺の歌…?
フルモーのソロCD、「Music from Here and There」(Rene Gailly)裏面の、曲目リスト。
持っている方は先刻ご承知とは思いますが。
「Narita MEZO」って作曲者名もすごいですね。
これはエリジオンの一種だろうか。ちょっと違う気もする。
トラック6も謎です。
たぶん「中国地方の子守歌」、と言いたいんだろうとは思うが。
アレクサンドル・ドワジー(Sax)×カルテット・スピリタス(浜離宮朝日ホール)
ドビュッシー(加藤昌則編)/牧神の午後への前奏曲(AD、QS、Pf)
A.デザンクロ/サクソフォン四重奏曲(QS)
F.シュミット/サクソフォン四重奏曲Op.102(QS)
F.シュミット/伝説Op.66(AD、Pf)
A.デザンクロ/プレリュード、カデンツァとフィナーレ(AD、Pf)
ミヨー/スカラムーシュ(AD、Pf)
ヴィヴァルディ(内田祥子編)/『四季』より「夏」(AD、QS、Pf)
Sax:アレクサンドル・ドワジー(AD)、カルテット・スピリタス(QS)、Pf:森相佳子
木曜日(2日)のこと。
この初夏の、サックス界話題のコンサートをきく。
プロ、アマチュア、学生さん、老若男女問わず全員集合、みたいな客席の賑わいが、楽しい。
この雰囲気は去年のフルモー以来かな。
井上麻子(Sax)・藤井快哉(Pf)デュオリサイタル~サントリー音楽財団・第7回佐治敬三賞受賞記念(サントリーホール・ブルーローズ)
G.F.ヘンデル/ソナタ ホ短調「ハレ・ソナタ第2番」
クララ・シューマン/3つのロマンス
棚田文紀/ミステリアス・モーニングIII(サクソフォン独奏)
八村義夫/彼岸花の幻想(ピアノ独奏)
B.マントヴァーニ/霧雨の白熱
神本真理/キュービックグラデーション
A.デザンクロ/プレリュード、カデンツァとフィナーレ
ワタシとしたことが珍しくも、開演20分も前に会場に居ました(笑)
天変地異の前触れか。
神戸の井上麻子さんの、何度めかの東京での演奏を聴きに駆けつける。
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