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2009.04.19

練習のあと

土曜日。
定例アンサンブル練習日。
会場側の手違いがあって、普段は使えないような広い立派な部屋にて、夕方まで過ごす。

午前中はサクソフォントリオ。
カルテットのメンバーの一人が、ダンナさんの転勤に伴って富山に引越すことになってしまったので、引き続きトリオとして活動を継続することになり、今日が3人での初合わせ。
曲はモーツァルトの木管三重奏のディヴェルティメント(K229)の1番と、ベートーヴェンの作品87のトリオ。
いやー、いいですなあ。
夕方は、初組み合わせのカルテットで、サンジュレー。
サンジュレーを1楽章から4楽章まで全部吹くのは十何年ぶりのことで、とても新鮮。なんだかんだ言っても、良い曲だ。
昨日聴いたばかりのメンデルスゾーンが、ダブってイメージされてくる。
カルテットの「初心」、という言葉を思い出す。初心は大事だよ。

YNSO, 080826解散後は、コンサートを聴きに池袋へ。

読売日本交響楽団 東京芸術劇場名曲シリーズ#160

ラモー/歌劇「ダルダニュス」組曲より
ラヴェル/組曲「クープランの墓」
ベルリオーズ/幻想交響曲
 指揮:シルヴァン・カンブルラン

この曲目で、指揮が来年(2010年)4月から読響常任指揮者に就任するカンブルランとあらば、これは聴くしかないでしょう、と思って行ったんだけど、大変よろしゅうございました。
期待どおりというか、期待とはちょっと違って、というか。

カンブルランという人は1948年生まれのフランス人だけど、そもそも最初から「フランスの指揮者」という印象ではあんまりない。
なにしろ、ミヒャエル・ギーレンやハンス・ツェンダーといった現代音楽の大家を指揮者陣に擁する南西ドイツ放送交響楽団の現シェフ、という現代物のエキスパートであり、CDのレパートリーもメシアンのシリーズをはじめかなり現代寄りだし、昨年新日本フィルに初客演しているんだけど(私は聴いてないけど)、その時のメインプロがなんとブルックナーの4番ですよ。フランス人の指揮者が初めて客演する日本のオーケストラで、よりによってブルックナーをリクエストする、というのはどういうこっちゃい、と。

そんなわけで、今回の全く正統的なフレンチ・プロにはとても興味を持っていたんだけど、これがまた響きが透明で、イメージが確固としていて、大変よかったのです。
これだけの言うべき内容を備えた、立派な「幻想」を聴いたのは、フルネ師以来、と言ってもいいくらい。
スタイルはフルネ師とはちょっと違うけど。(1楽章の呈示部をリピートしたり、4楽章もリピートしたり、先日聴いたハーディングの流儀を思い出させる。これだったら2楽章もコルネットソロ付きでやってくれればもっと良かったのに)
しかし、2ヶ月後にはこの曲を自分が演奏するんだ、という前提で聴くと、つくづくオソロシイことではある…
「クープランの墓」は、速めのテンポでシャキッと纏め上げた快演。オーボエソロは辻さん。これまた間然するところのない仕上がり。

やー、カンブルラン=読響の組み合わせには、ちょっと期待しちゃうなあ。
現代音楽が得意とは言っても、前任者のアルブレヒトがよくとり上げたような、理屈先行のつまらない現代作品ではなく、きれいな響きと感受性を備えた「マトモな」曲をやってくれるんじゃないかな。

アンコールに、サティ(たぶんドビュッシー編)のジムノペディ第1番。

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コメント

うおっ、期待大!
本日行ってまいります、みなとみらい。

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