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2009.04.24

三重奏とか

先日書いたような事情により、三重奏のレパートリーを探索中。

オリジナル作品はほとんどないけれど(無い訳ではないが、残念ながらあんまりやりたいと思えるような曲ではない)、今回新たに書いたモーツァルトのK229もそうであるように、探せば意外といろいろある。
トリオ・ダンシュ(trio d'anches)と呼ばれるリード楽器のトリオ(Ob、Cl、Bn)の編成が昔から比較的確立しているのだが、これがソプラノ、アルト、バリトンというサクソフォン三重奏でほぼそのまま吹ける。
読み替えはさすがにきついので、移調して書き直さなきゃならんけれど。

というわけで、注文していたイベールの「5つの小品」の楽譜が届いた。

cinq_pieces

むかーしの芸大サックスの演奏会で、この曲を1学年の3人がトリオで演奏していたのを聴いた記憶があって、真っ先に思いついたのだ。
この曲、日本国内の楽譜屋さんでは、他の作曲家のいくつかの木管三重奏曲と一緒に入った、1万円近くするフランス版の楽譜しか手に入らないみたいだけれど、アメリカのMasters Musicからリプリント版が出ていて、ネット経由で買うことができた。
なんと$6.95。航空便の送料を含めても$10ちょっと。有難い。

トリオ・ダンシュはフランスが本場。
トリオ・ダンシュ・ド・パリという団体を組織して活躍したバソン奏者フェルナン・ウーブラドゥの尽力により、このイベールをはじめ、ミヨー、オーリック、トマジ、フランセ、フロラン・シュミット…といった20世紀フランスの作曲家たちが揃って作品を残しているという、サクソフォン界とよく似た状況である。
アンサンブルの性格上、キャッキャラキャッキャラセカセカとした超絶技巧系の曲が多く、他ジャンルの人間としては不用意に手を出しづらいところがあったけれど、この機会に半ば無理やりに手がけることとなったのは良い経験というかきっかけだと思いたい。


野中貿易から、ノナカ・サクソフォンフレンズ(セルマー・サックスのユーザーズクラブのようなもの)の活動を終了する、というお知らせが届いていた。
うわあ、残念だなあ。
詳しい事情は知らないけれど、この類のサービス・プログラムが中止になるというのはたいてい、財政的な問題が原因と相場は決まっている。

なんかね、最近は「セルマー」という名前が昔のようなある種の絶対的な威力を失って、サクソフォンのブランドの one of them になってしまったような感じがして、昔からのユーザーとしてはちょいと寂しいですね。
今は(実際に儲かっているかどうかはともかくとして)、ヤマハやヤナギサワのほうがよほどブランド的に勢いがあるような気がする。
ヤマハの61を使っていた30年前(高校生の頃)、「セルマー」は巨大な「憧れ」でしたよ。
大学生になってやっと、中古のマーク7を入手したとき、どんなに嬉しかったことか、今でも忘れることはない。
昨年、ソプラノをセルマーに戻した際、あのときの嬉しさと高揚感が再び戻ってきたような感じがしたものだったが。

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