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2009年4月

2009.04.30

急逝

昼間、仕事中に、若い知人(26歳)の訃報を聞く。
事故死だそうだ。つい昨日は元気にしていたようなので、本当に急なことだったらしい。

昨年の夏に呑み会の席で知り合って、以来二度くらいしか逢っていないから、「友人」と言うにはちょっとおこがましいんだけど。

普通の大学に通っていたのに、思うところあって中退し、プロのサクソフォン奏者めざして修行中の身だったとのこと。
こういう形で、ほんの少しだけど縁があったというのは、たぶん、単なる偶然ではない。と思う。

お葬式には残念ながら出席できないけれど、私なりに、何か音楽で送ってあげようと思う。
彼のために、今から、マスランカの「レシテーション・ブック」を流します。

2009.04.29

上岡=NJPの「家庭交響曲」!

4月29日。
いまでもつい「天皇誕生日」、と言ってしまう。

NJP, 090428今日はNJPのマチネ定期へ。
なんと、今自分が参加して練習している真っ最中の、「家庭交響曲」がとり上げられている。
しかも、サントリーホールとトリフォニーをまたにかけて、今日で3日連続公演のはずだ。

新日本フィルハーモニー交響楽団 第444回定期演奏会(すみだトリフォニーホール)

R.シュトラウス/組曲「町人貴族」
同 /家庭交響曲
 指揮:上岡敏之

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再び「ツァラトゥストラ」

TMSO, 090428東京都交響楽団 第679回定期演奏会(サントリーホール)

ブラームス/ヴァイオリン協奏曲(Vn:エリック・シューマン)
R.シュトラウス/交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」
 指揮:小泉和裕

都響サントリー定期のシーズン開幕。全席完売。
偶然にも、今日もブラームスと「ツァラトゥストラ」だった。

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2009.04.27

再び、オーケストラの中で

20090426

昨日とはうってかわった好天。

5月9日のオケ本番(先日のブログ記事参照)のための、二度めの練習。
再び一橋大へ。
学校の中はこんな感じ。なんだか日本じゃないみたいだ。
奥に見えるイイ感じの建物は、「兼松講堂」とやら。今日はどこかの(学外の)オーケストラの演奏会らしい。
公園のように、親子連れとか、地元のおじいちゃんおばあちゃんみたいな方々が普通にキャンパス内を散歩したり芝生の上でお弁当を広げたりしている。

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2009.04.25

シュターツカペレ・ドレスデン2009

Staatskapelle Dresden, 2009ドレスデン国立歌劇場管弦楽団 日本公演(ミューザ川崎シンフォニーホール)

R.シュトラウス/交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」
ブラームス/交響曲第4番
 指揮:ファビオ・ルイジ

4月ももうすぐ終わるというのに肌寒い土砂降りの雨の中、川崎へ。
ヨーロッパ最古の伝統を持つ名オーケストラ、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団(シュターツカペレ・ドレスデン)の来日公演初日。

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2009.04.24

三重奏とか

先日書いたような事情により、三重奏のレパートリーを探索中。

オリジナル作品はほとんどないけれど(無い訳ではないが、残念ながらあんまりやりたいと思えるような曲ではない)、今回新たに書いたモーツァルトのK229もそうであるように、探せば意外といろいろある。
トリオ・ダンシュ(trio d'anches)と呼ばれるリード楽器のトリオ(Ob、Cl、Bn)の編成が昔から比較的確立しているのだが、これがソプラノ、アルト、バリトンというサクソフォン三重奏でほぼそのまま吹ける。
読み替えはさすがにきついので、移調して書き直さなきゃならんけれど。

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2009.04.20

オーケストラの中で

以前お知らせした、R.シュトラウス「家庭交響曲」エキストラの練習に参加してきました。

Suikyo, 20090509演奏会本番について、以下告知させていただきます。

水星交響楽団 第41回定期演奏会

2009年5月9日(土)18:00開演
すみだトリフォニーホール
入場料:1500円(全席自由)
曲目:
W.A.モーツァルト/交響曲第26番
R.シューマン/交響曲第2番
R.シュトラウス/家庭交響曲
 指揮:齊藤栄一

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2009.04.19

練習のあと

土曜日。
定例アンサンブル練習日。
会場側の手違いがあって、普段は使えないような広い立派な部屋にて、夕方まで過ごす。

午前中はサクソフォントリオ。
カルテットのメンバーの一人が、ダンナさんの転勤に伴って富山に引越すことになってしまったので、引き続きトリオとして活動を継続することになり、今日が3人での初合わせ。
曲はモーツァルトの木管三重奏のディヴェルティメント(K229)の1番と、ベートーヴェンの作品87のトリオ。
いやー、いいですなあ。
夕方は、初組み合わせのカルテットで、サンジュレー。
サンジュレーを1楽章から4楽章まで全部吹くのは十何年ぶりのことで、とても新鮮。なんだかんだ言っても、良い曲だ。
昨日聴いたばかりのメンデルスゾーンが、ダブってイメージされてくる。
カルテットの「初心」、という言葉を思い出す。初心は大事だよ。

YNSO, 080826解散後は、コンサートを聴きに池袋へ。

読売日本交響楽団 東京芸術劇場名曲シリーズ#160

ラモー/歌劇「ダルダニュス」組曲より
ラヴェル/組曲「クープランの墓」
ベルリオーズ/幻想交響曲
 指揮:シルヴァン・カンブルラン

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2009.04.18

春によせるトリオ

Deux saxophones et piano2本のサクソフォーンとピアノのトリオ・コンサートVol.2(台東区生涯学習センター・ミレニアムホール)

R.グリエール/8つのデュエット Op.39
L.ロベール/リズム・リリック~2本のサクソフォーンのための
長生淳/天頂の恋~S.Sax、T.Sax、Pfのための
山里佐和子/春によせるワルツ
F.メンデルスゾーン/ピアノ三重奏曲第1番
 塩安真衣子(Sn.Sax、S.Sax、A.Sax)、平賀美樹(T.Sax、B.Sax)、羽石道代(Pf)

昨年のVol.1に続き、春の風物詩となりつつある?塩安さんと平賀さんのサクソフォンデュオ+ピアノのコンサートを聴く。

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2009.04.15

都響4月10日

日付が前後しちゃったけれど、先週の金曜日に聴いたコンサートの覚え書き。

TMSO, 090410東京都交響楽団 第678回定期演奏会(東京文化会館)

ラロ/歌劇「イスの王」序曲
同 /チェロ協奏曲(Vc:堤剛)
フランク/交響曲ニ短調
 指揮:ドミトリー・リス

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2009.04.13

幻想交響曲

リサーチの練習に今季初参加。
朝トラブルが発生し、かなり遅刻したけれど、メインプロの「幻想交響曲」の分奏にはちょっとだけ参加できた。

20090613チラシを受け取ったので、とりあえず告知。
近くなったらまたご案内します。

東京リサーチ合奏団 第35回定期演奏会

2009年6月13日(土)18:30開演
かつしかシンフォニーヒルズ・モーツァルトホール
入場料:1500円(全席自由)
曲目:
L.バーンスタイン/「オン・ザ・タウン」より 3つのダンス・エピソード
A.リード/マリンバとバンドのための小協奏曲
 マリンバ独奏:菅原淳(東京音楽大学准教授、元・読売日本交響楽団首席ティンパニ奏者)
H.ベルリオーズ/幻想交響曲
 指揮:近藤雅俊

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2009.04.12

雲カル2009

初夏のような暑さ。
上着を着て日なたを歩いていると、オレはなんだってこんなものを着てるんだ、という気分になる。
まだ桜が咲いたばかりなんですけど。

午前、いつもの新宿2丁目のお店へ、楽器(アルト)の調整に。
終わって次回の予約を土曜日で取ると、だいたい1ヶ月から2ヶ月先になってしまうので、ソプラノ、アルト、テナーの3本を順番に回して、それぞれ最低でも半年に一度のペースで定期調整に出せるように計っている。
ホントはもっと頻繁に持って行くべきなんだろうけれど、毎日吹いてる訳じゃないから、まあいいでしょう。

KumoiQ_20090411午後は雲カルのリサイタルへ。

雲井雅人サックス四重奏団 第7回定期演奏会(浜離宮朝日ホール)

J.S.バッハ(成本理香編)/パルティータ第4番BWV828
G.ワナメーカー/サクソフォン四重奏曲(日本初演)
J.リュエフ/四重奏のコンセール
A.デザンクロ/四重奏曲
P.ウッズ/3つのインプロヴィゼーション

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2009.04.10

今後のコンサート

最近はいろいろあって、準備に時間のかかるエントリがなかなか上げられず、更新が滞りがち。
まあ、ブログなんて別に身構えて書かなきゃいけないものばかりでもないんですけどね。
とりあえず、手っとり早いところで、今後のコンサート情報から。

ちょっと先の話だけど、ワタシ的には最近一番びっくり仰天した告知。

ヴィラ=ロボス没後50年記念「ブラジル風バッハ」全曲演奏会
8月22日(土)14時開演(東京オペラシティ・コンサートホール)

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2009.04.04

インバル月間~ベートーヴェン

一気に桜が咲いてきましたね。
2009コンサートシーズンも開幕。
トップは、前年度から引き続く、都響インバル月間最後の演奏会。

TMSO, 090404東京都交響楽団 東京芸術劇場シリーズVol.72
作曲家の肖像「ベートーヴェン」

序曲「コリオラン」
ピアノ協奏曲第2番(Pf:ゲルハルト・オピッツ)
交響曲第3番「英雄」
 指揮:エリアフ・インバル

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2009.04.01

ラヴェルのサクソフォン四重奏曲

かの大作曲家モーリス・ラヴェル(1875-1937)が、「ボレロ」の初演でサクソフォンを吹いたマルセル・ミュールの依頼により、サクソフォン四重奏のための作品を書くことを承諾していた、というのは、有名な事実である。
そのことは例えばこちらでも言及されているし、パリ国立音楽院制作になるビデオ「Marcel Mule」の中で、ミュール自らが喋っていることでもある。

残念ながらラヴェルは、晩年、自動車事故の後遺症ほかによる脳障害のため、話すことも字を書くことも(もちろん音符を書くことも)できない状態に陥り、62歳という決して長くない生涯の最後の5年ほどは何も作品を残すことがならなかった。
耳や意識は最後まで明晰に働いていたということなので、まったくもって痛ましい話である。

ラヴェルの頭の中で鳴っていたであろうサクソフォン四重奏の音は、こうして永遠に聴けぬこととなってしまった、と思われたのだが、最近、知り合いのベルリン在住、ロンデックス門下のサクソフォン奏者J.E.氏より、驚くべき情報をいただいた。
書かれないまま幻と消えたと思われたラヴェルのサクソフォン四重奏曲の第1楽章の、ほぼ完成に近い草稿が、ベートーヴェンやブラームスの作品をリアルタイムで出版してきたドイツの名門音楽出版社、ブライトコプフ・ウント・ヘルテル社の倉庫に埋もれていたのが最近発見され、近々刊行の準備が進められている、というのである。

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