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2009.04.18

春によせるトリオ

Deux saxophones et piano2本のサクソフォーンとピアノのトリオ・コンサートVol.2(台東区生涯学習センター・ミレニアムホール)

R.グリエール/8つのデュエット Op.39
L.ロベール/リズム・リリック~2本のサクソフォーンのための
長生淳/天頂の恋~S.Sax、T.Sax、Pfのための
山里佐和子/春によせるワルツ
F.メンデルスゾーン/ピアノ三重奏曲第1番
 塩安真衣子(Sn.Sax、S.Sax、A.Sax)、平賀美樹(T.Sax、B.Sax)、羽石道代(Pf)

昨年のVol.1に続き、春の風物詩となりつつある?塩安さんと平賀さんのサクソフォンデュオ+ピアノのコンサートを聴く。

たくさんのイメージを持ち帰らせてもらった。
ソプラニーノサックスをあんなふうにコントロールできるなんて考えられない、とか、こんなふうに柔軟さと響きの充実感を両立したバリトンは聴いたことがない、とか、演奏時間30分のメンデルスゾーンのピアノトリオをサクソフォンでこんなふうに「本気で」やってしまうなんてスゴ過ぎる、とか、感じたことはいろいろあるけれど、どれも本質的なことじゃない。
音楽の本質とはメッセージとイメージのやりとりなんだから、何を伝えたいのかをはっきり分かってなくちゃいけない。美しく豊饒であるべきだし、シンプルでかつ真っ直ぐでなければならない。知性が感じられなければいけないし、しかも謙虚でありたい。
私自身も常々そんなふうに考えている、そのままのような演奏で、聴いていてとても元気が出た。

グリエールはまさに、寒い冬の夜に燃える暖炉の傍で聴くようなロシア民俗の世界で、今日一番の聞き物だったし(この曲でブラヴォーを飛ばしたのは私です)、ロベールの作品にこのような明るい情熱と柔和さを感じたのは珍しいことだったし、スピード感ばかりが強調されがちな長生さんの曲からこのような羞じらいを含んだ抒情を聞き取ったのもまた、貴重な経験だった。

客席はかなり「業界率」(笑)の高い、濃い客層だったけれど、普通に音楽が好きな普通のお客さんにも是非、聴いてもらいたいものだと思った。

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コンサート(2009年)」カテゴリの記事

コメント

先日はご来場頂き誠にありがとうございました。
まさか、あの「Bravo!」がThunderさんだったとは気付きませんでした。
益々精進していきますので、今後とも宜しくお願い致します。
ありがとうございました。

おお、演奏者ご本人自らご登場ですね。
こちらこそ、とても素敵な時間を過ごさせてもらいました。ありがとうございました。
どうかそんなに堅くならないでくださいまし(笑)
次回も楽しみにしております。

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