音大の教室にて
以前にもちょっと書いたけれど、3月14日に波多江史朗氏門下生のカルテットおさらい会に出演させていただけることになり、今日は集中レッスンday。
会場はここ。→
門下にここの学生さんがいるようですね。
おかげで、十何年ぶりに、校舎の中に足を踏み入れることとなった。
ベートーヴェンホールには何度か入っているし、江古田の町自体はしょっちゅう来ているけれど。
曲は、スカルラッティの3つの小品。
今回はテナーで乗ります。
優れたプロの先生のレッスンを受けるたびに感じることだけれど、先生の評言というのはいつも、私たちの考えもつかない方向から切り込んでくる。
スカルラッティのテナーパートは、吹いたことがある方はご存じのとおり指回りが大変難しいので(特に第1曲)、かなり焦りつつ臨んだのだけれど、そっち方面の指摘は見事に何もなく、伴奏音形同士で和音を形づくる際のバランスとイントネーションとか、同じ声部をバリトンと2人でコンビネーションする部分の微調整とか、思いもよらなかった部分で綿密なチェックをいただく。
といっても、カルテットにおけるテナーの仕事は多くがそういう領域なので、そこまで目を配ってもらえるというのは「テナー冥利に尽きる」というものである。
本番が楽しみだ。
私たちのレッスンの前には、3人の生徒さんの上で波多江氏自らソプラノを吹く、デザンクロ1楽章のリハーサル。
ああ、デザンクロの響きだ。
いいなあ。
終了後は、みんなで昼ごはんを食べようという声を後ろに、急ぎの用事があり脱兎のごとくその場を去る。
いきなり現実に引き戻された…
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デザンクロチームでアルトを吹いてた者です。
昨日は家の事情で先に帰らなければならず残念でした。
次回、ラージの時にでも色々お話しできればと思います。
写真を撮られていたのですね!
投稿: koto | 2009.02.09 15:50
kotoさま、コメントありがとうございました。
…って、たしか以前にもコメントをいただいたことがありましたよね?
おお、あのお方だったのですね。
繋がりました。
ラージ練習、楽しみにしております。
投稿: Thunder | 2009.02.11 00:25
Thunderさん、初めまして。
波多江門下の者で、3月14日の発表会でお世話になります!K.Kと申します。。
ちなみにまだまだ青ーい高校生です(^^;)
以前よりBlogを拝見させていただいてて、ラージなどでお会いしたときにでも
いろんな話が出来たら嬉しいなと思っています!
ちなみにラージではSopranoで乗らせてもらいます。
よろしくお願いしまーす(*^-^)
投稿: K.K | 2009.02.21 12:30
K.Kさま
コメントありがとうございました。
はて、どなたでしょう?
明日(もう今日ですが)声をかけてくださいね。
投稿: Thunder | 2009.02.22 00:13