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2009.02.27

ジャン・フルネ追悼演奏会

病院に呼び出されていたので、仕事は一日休み。
ここぞとばかりにいろいろと用事を片付ける。

Jean Fournet Tribute夜は池袋へ。

東京都交響楽団 ジャン・フルネ追悼コンサート(東京芸術劇場)

ビゼー/交響曲第1番
 指揮:ガスパール・ブレクール=フルネ
ベートーヴェン/交響曲第3番「英雄」
 指揮:小泉和裕

昨年11月3日に他界した都響名誉指揮者ジャン・フルネの「永久名誉指揮者」称号授与式を兼ねた追悼演奏会。
急に開催が決まった演奏会だったが、客席は8-9割は埋まっていてなかなかの入り。フルネ翁の遺徳が偲ばれる。
開演前に、ステージに都響の鳥海理事長自ら登場して、遺族代表のミリアム・ジェイクス・フルネ夫人に称号授与のセレモニー。
そのあと、ミリアム夫人による謝辞。
ときおり涙で声を詰まらせながら、都響の楽団員に囲まれた舞台中央でスピーチ。感動的だった。

続いての演奏会、曲目はどちらも生前のフルネの十八番。
1曲めの指揮者ガスパール・ブレクールは、1972年生まれ、ジャン・フルネの孫にあたる。
Brecourt-Fournet

ちなみに40歳頃(1950年代前半)の祖父ジャン・フルネ。
Jean Fournet

そっくりですね。

中庸でセンスのよい音楽運びは祖父のスタイルの片鱗を感じさせるけれど、まだちょっとぎこちないところがある。
できればもう少し違う曲でも聴いてみたい。
後半は「エロイカ」。
正攻法の極み。小泉さんの指揮はお互い(楽員も、我々聴衆も)慣れているので、全く安心して聴くことができる。
第2楽章の、音楽自体が備えている深い祈りのような感情は、それにしても感動的だった。
都響の「エロイカ」は4月にもインバル指揮で聴くことになっているけれど、どこまで深いところまで迫れるものか、楽しみになってきた。
広田さんのオーボエ、ブラヴォー。(前半も)

いい演奏会だった。
胸ぐらを掴まれて無理やり感動させられるような世界からは遠いけれど、終わったあとに「本当にいいものを聴いたな…」と思って、口数少なく、しかも満ち足りた気分で家路につくような。
もともと、都響というオーケストラの演奏にはそういうところが多くある。
私の場合、都響は「ジャン・フルネさんのオーケストラ」ということで、フランス音楽が好きで定期会員になったのが最初だったけれど、そのような純粋に音楽的なキャラクターというのは、そもそも長年のフルネ翁の薫陶にも因るところが大きくて、だからこそ会員歴がこんなに長く続いているんだろうと思う。

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