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2009.01.26

家庭交響曲

この5月に、とあるアマチュアオーケストラの演奏会にR.シュトラウスの「家庭交響曲」のバリトンサックスのエキストラで乗せていただけることになった。
久しぶりのオケ乗りが、なんと「家庭交響曲」(ソプラノ、アルト、バリトン、バスの4saxが加わる)だというのは、また豪勢なというか、無茶(笑)というか、斬新というか、貴重な機会だ。(そもそもこれほどの難曲、アマオケでとり上げられたことってあるのだろうか?)
貸出中の楽器、早く取り返さなくちゃ。

この曲のCDはカラヤン=ベルリン・フィル(EMI)と、Fontecから出ている都響の第600回定期のライブ(小泉和裕指揮。これはとてもいい演奏だ)を持っているけれど、もう1枚くらい録音の新しい海外オケのCDを聴いてみたいなと思っていたところ、ある信頼できる方のご教示によると、アシュケナージ=チェコフィルがなかなか良い、とのこと。
指揮者としてのアシュケナージはワタシゃあんまり信用していないもので(苦笑)、実のところエーッと思ったのだけれど、その方の言うことなら間違いないんだろうなあ、と思っていたら、家の最寄りのレコファンでたまたま、謀ったかのように\1480で中古盤を見つけたので、この値段なら良かろうと買って帰ったところ。

Symphonia_DomesticaR.シュトラウス/家庭交響曲、ドン・ファン
ヴラディミール・アシュケナージ指揮 チェコ・フィルハーモニー(Canyon)

聴いてみたら…なるほど、良いですこれ。
鮮やかでイキイキとした音色。各プレイヤーの音が瑞々しくて自発性たっぷりで、この曲を弾くのが楽しくてしょうがないんだろうなあ、ということがありありと分かる。
カラヤンや小泉さんみたいな(このお二人は師弟同士だからか、なんとなく似ている)、オーケストラ、という大枠をドンと立てて目いっぱい鳴らし込む、という行き方とはちょいと違って、ワタシのような好みからすると非常に反りが合う。
そして、見事に最後まで一本筋を通して音楽を運んでゆく、アシュケナージの指揮ぶり。素晴らしい。
1997年の録音だそうだ。この両者、これほどの演奏ができるのだったら、いつぞやのサントリーホールで聴いた、ベースラインと旋律がバラバラなモーツァルトとかマーラーとかはいったい何だったんだろう(苦笑)、と訝しく思ってしまったくらいで。

あ、サックスは聞こえないです。
というか、この曲のサクソフォンの役割はほぼ「音量増幅」で、サックス単体の音はCDでも実演でもまず絶対に聞こえない。
ある意味、贅沢な用法ではある。
まあ、合奏なんだから、聞こえれば良い、という訳でもないので。

それにしても、最後のほうとか聴いていると、つくづく大変な難曲ではある…
こんなとんでもない曲が百年以上も前に書かれて演奏されているんだから、「フェスティバル・ヴァリエーション」程度でびっくりしている吹奏楽の世界なんてホント、可愛いもんだ。

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コメント

これ、聞いたことがないんです・・・
聞きに行きたいので是非お知らせくださ~い!

5月9日、すみだトリフォニーです。
お待ちしております(^o^)

これほどの大きな作品の再創造に参加するのは初めてに近い経験で、私もワクワクしています。

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