2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フォト
無料ブログはココログ

« 歳末の「プラハ1968」 | トップページ | 年の暮れに、新着CDを聴く »

2008.12.28

N響アワーのジャン・フルネ

教育TVのN響アワー、ジャン・フルネ&ホルスト・シュタイン追悼特集を観る。

1時間の番組中、50分がフルネで(1990年6月のN響客演時の映像から、ラロ「イスの王様」序曲と、ドビュッシー「海」を全部。別公演)、シュタインはベートーヴェンの運命の第1楽章のみ(1992年4月収録)。
N響の役付き(名誉指揮者)だったシュタインにしては扱いが軽いような気がしたが、シュタインは他の放映機会も多いので今回はフルネがメインということかな。
ともあれ、90年代はじめの貴重なジャン・フルネの指揮姿と演奏を、堪能。

音色が、いつものN響と全然違う。
とくに弦が、明るくなめらかで軽やか。
地上波TVの決して良いとは言いがたい音からも、慣れ親しんだフルネさんのサウンドが、はっきり聞こえてくる。
この時代のN響の上手いことにも、改めてびっくり。演奏が積極的だし、指揮者への順応力も素晴らしく、またとにかくアンサンブルが崩れない。
今のN響も巧いけれど、こんなふうに感心はしない。
「海」の公演は私も会場で聴いていたはずだけれど、本当に贅沢な経験をしていたもんだなあとつくづく思う。
これは是非CDで復刻してほしいものだ。

以下、画面で確認した各パート・トップ奏者の覚え書き(敬称略)。
皆さん若々しくて、また既にリタイアされた方々のお顔も懐かしく、TV画面に顔をくっつけて見入ってしまった。

「イスの王様」序曲
コンマス:堀
Vc独奏:故・徳永兼一郎(!)
Fl:小出
Ob:北島
Cl:浜中
Hn:樋口
Tp:関山
Trb:神谷
Timp:百瀬

「海」
コンマス:堀
Fl:小出
Ob:小島
Cl:浜中
Hn:松崎(2ndに今は亡き一色さんの姿が)
Tp:津堅(2nd仏坂。コルネットは関山・北村コンビ)
Trb:栗田
Timp:百瀬

« 歳末の「プラハ1968」 | トップページ | 年の暮れに、新着CDを聴く »

音楽随想」カテゴリの記事

コメント

Thunderさん。はじめまして。バルビと申します。

フルネさんの記事を検索していましたら、この素敵なブログに漂着致しました。

私も昨日のN響アワーを見たんですが、実は恥ずかしながら、フルネさんが亡くなったのをこの時始めて知りました。そして、愕然としてしまいました。

私は群馬県人です。我が群響にもフルネさんが何度か来て下さって、ショーソンやベルリオーズなど、数々の名演を残してくれました。その気品に溢れた情感と風格のある音楽構成は、私の心に深く焼き付いています。

フルネさんのことを記事になさったことに感謝すると共に、フルネさんには、心からの追悼の意を表したいと思います。

コメントありがとうございました。

フルネさんの振る群響は93年の東京公演も聴きましたが、一度だけ高崎まで追っかけて行ったこともあります。デビューしたばかりの児玉桃がラヴェルの協奏曲を弾いた時でした。フランクのプシシェやイベールの寄港地がプログラムにあったと記憶します。
隣席の定期会員らしきオバサンの方に(見慣れないヤツがいる、と思ったんでしょうか)、「どちらから来られたんですか?」と聞かれたので、フルネが聴きたくて東京から来た、と正直に答えたら、笑われました。感心したのと呆れたのが半々、って感じで。
懐かしく思い出しました。

群響とは「幻想」のCDが出てますよね。
どこのオーケストラを振っても、同じフルネさんの音が聞こえてくるのには、感動します。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 歳末の「プラハ1968」 | トップページ | 年の暮れに、新着CDを聴く »