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2008.11.08

神奈川フィル初見参

7日は横浜のはずれの本郷台でトルヴェールQの演奏会があって、Thunderさん行かないんですか?とある方に訊かれて「さすがに遠いから行きません」、と答えたんだけど、よく考えたら別件で横浜には出ることになっていたのだった。

KanaPhil, 081107神奈川フィルハーモニー管弦楽団 第248回定期演奏会(みなとみらいホール)

ルーセル/弦楽のためのシンフォニエッタ
トマジ/トランペット協奏曲(Tp:オーレ・エドワルド・アントンセン)
べルリオーズ/幻想交響曲
 指揮:パスカル・ヴェロ

この春に久々にパスカル・ヴェロの指揮を聴いて(シティフィル)、改めてその力量に驚嘆したばかりのところで、早速別のオーケストラで聴ける機会であり、楽しみにしていた。
神奈川フィルは初体験。良いオーケストラだ。弦が良いですね。よくまとまっていて、力感にも欠かない。3階で聴いていたけど(このホールは天井が高いので、見た目かなり遠い感じだけど)、編成は14型ながら充分な音量で上がってくる。
木管はちょいと弱いかな。それでも全体的な魅力というところでは、東京のプロオケの平均を上回るかも。
お客さんが若いのもいいですね。高校生らしき団体さんや、トランペットの学生さんとおぼしき集団もいた。

全体にテンポは落ち着き気味で、ニュアンスを極めて細かく付けてゆく。とても集中度が高く、「幻想」の最後のような最強奏の部分でも響きが洗練されているのは、さすがヴェロさん。クロック数の高いCPUのように、時間感覚を並み外れて細かく割って把握することのできる人なのだろう。
ただ、たぶん練習と本番でかなり違うことをする人なのかな、おわっ?という箇所がいくつかあった。春に聴いた時もそうだったが、これは場数を踏めば良くなるだろうと思う。

聞き物はアントンセンのトランペットだった。ただ巧いだけでなく、ニュアンスの多彩さと柔軟性という点で「化物」レベルだ。
アンコールに、フリードマン「ソロス」。たしか都響の高橋さんも以前の都響定期のトマジのアンコールで吹いていた。客席から笑いが洩れるほどの音色の瞬時の変化、ただ音の大小だけでなく明らかに「遠近感」を感じるダイナミクスの変化の妙が、圧巻。

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コンサート(2008年)」カテゴリの記事

コメント

私はアントンセン目当てで久々に1階。こちら1階の年齢層は私らの親父・おふくろの世代、何年も前にリタイアされたおじさまが奥様を連れた集団ばかりでした。
 
私も今回初めて聴いたのですが、このオケ、気に入りました。若くて思いっきりがよくて溌剌としていて良いです。「おわっ?という箇所」も若さと思いっきりで突っ走っていました。今度はミューザでこのオケを聴いてみたいなと。

平日7時にみなとみらいというのは普通はなかなか厳しいですが、もっと聴いてみたいオーケストラだと思いました。

そうですか、下は客層が違ったようですね。
天井桟敷は若い人たちばかりでした。
ある意味、望ましい姿ではあります。

いいの、ありましたよ。
http://www.kanagawa-geikyo.com/concerts/090307-1/090307-1.html
※「音楽の都ウィーンを代表する名門オーケストラが奏でる豊潤なる音楽の響き」ってキャッチフレーズは、いつかどこかで使った文言のコピペ・ミスだと思うんですがネ。えへへ。
 
これはおよそ行けませんが、行ってみたいです。
http://www.yaf.or.jp/mmh/recommend/index.html#081212

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