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2008.11.23

アルメニア・フィル

Armenia Philharmonic, 081122アルメニア・フィルハーモニー管弦楽団 日本公演(東京オペラシティ・コンサートホール)

ハチャトゥリアン/バレエ音楽「ガイーヌ」より 導入部、ヌーネの踊り、アイシェの目覚めと踊り、ばらの乙女達の踊り、剣の舞、レスギンカ
チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲(Vn:カトリーヌ・マヌーキアン)
リムスキー=コルサコフ/交響組曲「シェエラザード」
 指揮:エドゥアルド・トプチャン

今年の海外オケのしめくくりは、初来日のこのオーケストラ。
90年代、前任の音楽監督ロリス・チェクナヴォリアンの指揮で聴いたいくつかのCDのハジケようと爆走ぶりには、大爆笑しつつも大いに感銘を受け、以来愛聴してきたものだ。
(ブログ開設当時の頃だが、こんなエントリを投稿したこともある)
アルメニアの偉大な作曲家・ハチャトゥリアンに始まるプログラムを、楽しみにしつつ聴く。

いいオーケストラですね。
欧米の一流オケのようなスーパー・オーケストラでは全然ないけれど、明らかに「このオーケストラ」でなければ出ない独自の色彩のある音色を備えた、聴いていてとても気持ちのいい音がするオケだ。
地方のなんということのない旅館の晩ごはんに出てくる、意外ととてもおいしくて印象に残る郷土料理みたいなオケ、というか。
現在の音楽監督トプちゃん、じゃない、トプチャン氏は、前任者に比べかなり常識的な方のようで(笑)、聴き慣れたこのオケのCDほどにはハジケないけれど、わかりやすく丁寧な指揮と確かな統率力で(今すぐ東京のオケに客演したとしても何の問題もなく受け入れられるだろう)、的確にオーケストラをリードしてゆく。
それでも、「レスギンカ」の後半でテンポを煽る場面や、アンコールの「だったん人の踊り」後半部の「超速」演奏(大喝采。)などで、このオーケストラの「血」の片鱗を見た気がした。

後半の「シェエラザード」がやはり、良かったな。
この曲をこんなふうに、無心に楽しんで聴けたのって、ものすごく久しぶりのような気がする。
また聴きたいオーケストラだ。

実は「ぴあ」会員限定の割引でS席が定価11000円のところ6000円という、国内オケ並みの値段で聴けたのだ。
席には期待していなかったけれど、1階の後ろの方だったが2階席の屋根にも被っておらず音のバランスも良く、悪くない場所だった。

APO2008_member

管のメンバー表。
「~YAN」の苗字のオンパレードが、壮観。
なんとかAN、というのはアルメニアの苗字の特徴なんだそうだ。
ハチャトゥリアンも、今回の指揮者トプチャンも、ソリストのマヌーキアン(カナダ生まれだがアルメニア系の方らしい)も、前任のチェクナヴォリアンも、皆しかり。

『ガイーヌ』のサクソフォンは、グルジア人みたいないかつい風貌のバスクラ奏者が持ち替えで吹いていた。
「アイシェの目覚めと踊り」では、ソロの音も聴くことができた。なかなか良い音だった。

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