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2008.10.04

ノン・ヴィブラート

アンサンブル練習日。

今日の練習で配れるように、先日の私たちの奥志賀高原演奏会のDVDを、昨日一昨日で自分の担当分、計7枚焼いた。
気安く引き受けたのはいいけれど、1枚焼くのに45分以上かかるというのは、計算外だった(^^;
自分のPCが古いせいだと思うんだけれど(ちなみに某F社の2003年モデルです)、DVDの書き込み速度がたぶん倍速程度しか出ていないんだろう。夜、会社から帰ってから作業を始めると、寝るまで他のPC作業が一切出来ないという状況が2日間続き、ちょいとストレスが溜まったことだった。
(という話をしたら、団員のF関係者に謝られました。苦笑)

ともあれ、作業が終わって良かった。

自分の演奏を客観的に映像で観てみると、録音で音だけ聴くのとまた違った、あるいはより以上の反省点がある。頬っぺた膨らんでるなあ、とか。
実は今回、個人的に、ヴィブラートを殆ど使わないスタイルを試してみたんだけど、正直言って、デザンクロではこれは却下だなあ、と感じた。
全体的にリズムやタイミングの取り方が詰まり気味で、集中力を欠いて凡ミスも多いところへ持ってきて音自体が何の工夫もなくまっすぐなもので、いろんなニュアンスが置き去りにされて、なんだか「精神年齢16歳」、という演奏になってしまっていた。
再来週の定期演奏会本番では、少し軌道修正をはかるつもり。

ただ、同じノン・ヴィブラートでも、モーツァルトの五重奏ではそれなりに効果的だったことは面白い。
曲に左右されるんだなあ。

昔、1992年に聴講したデファイエ(最後の来日だった)の公開レッスンで、何の曲だったか忘れたけれど、ある部分をわざとヴィブラート無しで吹いた受講生に対し、デファイエ氏が「なぜヴィブラートをしない!?」とすごい勢いで詰問していた光景を思い出した。
デファイエ氏曰く、「サクソフォンをヴィブラート無しで吹くのは、女性が化粧をせずに外に出るようなものだ。あり得ないことだ」

別に、いまどき女性がすっぴんで街を歩いていたって、特にワタシゃ何とも思いませんが。
だが、それがおそらく、1920年代生まれのデファイエという人の美意識なのだろう。
デザンクロの四重奏曲という作品も、おそらくそのような美意識を前提として書かれている、と感じる。

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練習、リハーサル」カテゴリの記事

コメント

ああ、そうだったんですね。
デサンクロを聴かせて頂いた時に、あれっ
ヴィヴラートかけていないんですね~と感じていたのですが。
どうなんでしょうね、実は私はヴィヴラートは余り使いたくないもので、悩むんですよね。

確かにバロック~ロマン派迄は、ヴィヴラートかけると違和感あります。

私はあんまりヴィブラートが上手でない(というか、ちゃんと習ったことがない)もので、もしヴィブラート無しで説得力のある演奏が出来れば都合が良いなあ、という、poco本末転倒な発想もありましたが、そういう考え方はやはりちょっと、よろしくないようです。
何事でも、出来るに越したことはないとは思いますね。

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