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2008.09.09

ミシェル・アリニョン

月曜日のこと。
昼間、主催者関係の方からいきなり携帯に電話がかかってきて、「お客さんが少ないんでもうちょっと集めたいんだけど、来ない?」と言われ、たまたまぽっかりと空いていたところなので、急遽行くことに。

ミシェル・アリニョン(Cl)&上田晴子(Pf) デュオリサイタル(ルーテル市ヶ谷センター)

E.ショーソン/アンダンテとアレグロ
F.プーランク/クラリネットソナタ
C.サン=サーンス/クラリネットソナタOp.167
I.ストラヴィンスキー/クラリネットソロのための3つの小品
C.ドビュッシー/プルミエ・ラプソディ
P.ブーレーズ/ドメーヌ(第1部)
J.マスネ/タイスの瞑想曲

泣く子も黙るパリ音楽院クラリネット科教授、ミシェル・アリニョンでござる。
生では初めて聴く。1989年までパリ・オペラ座のスーパーソリストだったそうなので、もしかしたら88年のオペラ座管の来日公演で音は聴いているかもしれない。
しかしホントにお客さん少ないなあ。キャパ250しかないルーテル市ヶ谷でも、前の方の席はかなり空いていた。(今回の来日でどのくらいの数の演奏会をこなしているのかはよく知らないが)パリ音楽院の現職教授のリサイタルでもこんなもんなのか?クラ業界の集客力というのは。

1948年生まれだそうだ。峻厳な風貌と相まって、あんまりフランス人ぽくは見えない。音も、馴染みのあるフランス系奏者たちのつるっとした音色とは少し違うザクザクとした手触りで、あれっと思ったが、それでもいざプーランクやサン=サーンスを颯爽とスピーディに吹いてのける時の雰囲気は、まぎれもないフランス人だ。
曲目は見てのとおりクラリネットの王道と言っていいものだが、後半(ストラヴィンスキーから)は特に面白かった。ブーレーズの「ドメーヌ」、綴じていない楽譜を1枚1枚めくりながら、気紛れな音群をわらわらと辺りに振りまいていく様は、まるでパウル・クレーの画集をぱらぱらとめくって眺めているような感じ。
上田さんのピアノもいつもながらスゴイです~。今日はわりとコンパクトに弾いていた感じはしたけど、それでもドビュッシーなんかまるでオーケストラの音なんだもの。

終演して(アンコールはプーランクの3楽章)外に出たら、路面がびっしょり。また夕立があったらしい。

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