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2008.08.03

聖なる一日

Joint_080802第10回・都響とティーンズのためのジョイントコンサート(東京文化会館)

ワーグナー/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲(過去参加OB・OG+都響)
ドリーブ/「コッペリア」より前奏曲とマズルカ、ワルツ、チャルダッシュ(小・中学生+都響)
チャイコフスキー/大序曲「1812年」(高校生+都響)
リスト/交響詩「レ・プレリュード」
 指揮:現田茂夫

早速、予定にないコンサートです(笑)
恒例の青梅往復が早く終わったので(そのぶん早く家を出たのだ)、間に合った。

毎年夏休み期間中に開催される、一般公募の小・中・高校生(のべ120人)が都響メンバーによる2ヶ月半におよぶ演奏指導・レッスンを受けたのち演奏会のステージに一緒に乗って一緒に弾く、というコンサート。
今年は第10回記念ということで、OBステージもあった。
客席は出演者の友人や親御さんなど、いつものコンサートにない若々しい雰囲気で賑わっている。

毎度ながら、実になんともいえない快い感動と聴後感を残すコンサートだ。
司会者によるメンバーへのインタビューで、将来の夢は?と訊かれ「都響の団員になること!」と答えて大きな拍手を受けた小学生の女の子、高校生ステージのコンマスを務めた男の子の「もう何から何まで凄くて、夢のようです、」というコメント。
若い彼らにとって、この2ヶ月半という時間が、どんなに貴重で感動的で忘れがたいものであることか。
そこで得たものを、東京文化会館のステージという最高の舞台で披露するこの日は、まさに「聖なる1日」と呼ぶにふさわしい。
勿論それは、トップサイドに座っていた都響のコンマス矢部達哉さんのコメントにもあったけれど、「我々プロはこんな曲目は何ということなく弾いちゃっているように見えるかもしれないけれど、そんなことはなくて、どんな一瞬でも全身全力で一生懸命弾いているということでは、アマチュアの皆さんと同じなんです、」という、プロの側の真の献身と気迫によって担保されているものでもある。

客席で聴く私のような立場のものにとってもそれは、音楽というものの真の輝きと偉大さの一端にはじめて触れて、言いようのない感動を覚えた日のことを、思い出させてくれる。
はじめてこの東京文化会館で生のオーケストラを聴いたのは、小学生のときだったか。
中学生になって吹奏楽部に入り、自分の出した音が壮大なtuttiの一部となって大きなホールに響く快感をはじめて知ったのは、いつの時だったか。
はじめてプロの先生のレッスンを受けて、目から鱗が何枚も落ちる気分になったのは、いつのことだったか。

そして、それらの感動の日々は、有難いことに、今でもまだ続いている。
単純に、嬉しい。

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