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2008.08.13

コンクール

この週末もいろいろあったけれど(あり過ぎて疲労困憊、ブログもよぉ書けてないけど)、時間は前後するがまずは、月曜(会社は休んだ)のこと。
K高生徒たちの吹奏楽コンクール本番(府中の森芸術劇場)。

今年はちょっといろいろあって、1、2年生のみ26人での出場ということで、B組へのエントリ。
結果的には良かったと思う。小さい編成ゆえ全員に目が配れていたし、会場もウィーンホール(小ホール)だったし。
難易度的に無理をしない曲目で、ウィーンホールの美しい音響を生かして、のびのびときれいに響かせることに成功していた。
響きの良いホールでは、悪い演奏も良く聞こえる、というのは嘘だ。汚い響きはちゃんと、汚いまま響くのだ。

結果は銀賞だったけれど、賞は関係なくとても素敵な演奏だったと思う。
(ここだけの話、ひとつだけ聴けた金賞校の演奏よりも余程良かったと思うぞ)
他に、やはりとても明るく伸びやかで好感の持てる演奏をした私立高がひとつあったんだけど、そこも銀賞だったから、もしかしたら評価のされにくいタイプの演奏だったのかもしれない。
まあ、少なくとも、やってきた方向性は間違っていなかったと思いたい。

思ったこと。

せっかくろくでもないカダイキョクとやらと縁のないB組だというのに、輪をかけてろくでもない選曲をしてくる学校が多いのはどういう訳なんだろう?
どこが良いんだかよく判らない得体の知れないアレンジ物はまあ、まだマシな方で、ある種の日本人作品の(日本人作品に限らないが)、「こうすればウケます」、というハッタリに満ちたあざとさには、もう耳を覆いたくなるというものだ。
それと、私が言えることではないけれど、「音楽」を感じさせる指揮のできる先生って、本当にいないんだな。
きっとこの先生たちの日常の音楽環境というのは、とても貧しいものなのだろうということは容易に想像がつく。
3ヶ月に一度でも、半年に一度でもいいから、一流の指揮者が登場する生の音楽会をじっくりと聴いてみろ、とワタシとしては言いたくなる(在京プロオーケストラの定期公演クラスだったら、間違いなく、あなた達にとって何かしらのお手本となり得る力量と音楽性を持った指揮者が登場しますよ、と)。
そうしても何も感じるものがないとしたら、それはあなたの心が貧しいということだ。
心の貧しい教師は、生徒にとって害毒である。

それと、演奏開始前に座って待機している時に、全員正面(客席のほう)を真っ直ぐ向いて座っている(椅子は半円形に並んでいるのに)学校がいくつかあったけれど、あれは最近の吹奏楽界のトレンドなんだろうか?
ものすごく不自然。
椅子に座った時は全員が中心の指揮者を向くのが普通だし、それが合奏体としてのアイデンティティというものだ。本当は立った時だってそうだと思うのだが(私自身、吹奏楽の本番などで正面を向いて立つのは、実はちょっとだけ抵抗がある)。

まあ、この世界にはよそでは通用しない変なしきたりが多いから、そういうものなのかもしれない。

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コメント

先日は休暇をとってまでお越し頂いて、感謝です。
「音楽を感じさせる指揮~」これは耳が痛いなぁcoldsweats01  実感として、純粋に音楽と向き合うって余裕は、おそらく皆無に近いです。部活の様々な(音楽以前の)雑用に加え、音楽的なことを考えようと思っても、いつしか練習内容は「縦を揃えろ!ハーモニー!!」という方向になりがち。生徒もそれを望みます。舞台で最初に真正面を向いて座ることが、審査員に対する礼儀だと思っていること、ろくでもない曲を選びがちなことetc・・・、コンクールの現場にいると、?が浮かぶことが多すぎます。音楽とはかけ離れたことが一人歩きしている。子供達に音楽を伝えるということでいうと、それでいいのだろうか?と感じつつも、その疑問すら埋没していってしまいます。
でも・・・、当日までは大変だったけど、本番は生徒共々楽しみましたhappy01
今の心境・・・
    「I need a vacation.」

(これは、ターミネーター2でのターミネーターの台詞)

どうもお疲れさまでした。

ken師の指揮は、とても音楽的だったと思いますよ。「吹奏楽振り」しか見たことのない人には面食らうようなものかもしれませんが、私の見た中では(ほとんど唯一と言っていいくらい)やろうとしていることのちゃんと判る指揮だったように思います。

教育現場というものが無意味な忙しさと余裕のなさに満ちていることは傍で見ていて重々承知していますが、どうか文字通り「心を亡く」さずに、より本質的なことに時間と労力が使われますよう祈念しております。

そうですか、あのヘンテコな座り方は「審査員への礼儀」のつもりだったのですか…(ちょっと唖然)。
あんなものは不自然で気味が悪いだけで、ぜんぜん敬意や礼儀は感じられないのですがねえ。
せっかくでしたら「音楽」そのものにもっと敬意を払ってほしいものだと思います。

Thunder様、初めまして。
山の人と申します。

1年ほど前から、ブログを拝見しております。
今回、コンクールの話題で共感する部分があり、投稿させていただきました。

少し前まで、私の住む県の吹奏楽コンクールでは、殆ど全ての団体が、演奏開始前に正面を向いて座っていました。
ですが、佼成WOのメンバーの方が審査員をされたときに、「気持ち悪いから止めろ!」と一喝。
安堵した瞬間でした。
それ以来、見かけなくなったのですが、最近またチラホラと…。
正直、このある種の宗教的な習慣がなくならない限り、吹奏楽が市民権を得るのは難しいような気がします。
Thunder様の言われる通り、もっと「音楽」に敬意を払ってほしいと思います。

初投稿で、長々と失礼いたしました。

山の人さま

コメントありがとうございました。
私は吹奏楽コンクール、殊に中学や高校の現場にはつい最近再び出入りするようになったばかりだったので存じませんでしたが、件の座り方は既にかなりはびこっているものなのですね。いやはや。

しかし、怒鳴ったという審査員の方も勇気がありますね…
それでこそプロの音楽家です。拍手。

コンクールというものは様々な問題を抱えていることはこれはもう最初から必然なのですが、それでもなお、未来ある若い子供たちに、変な因習ではなく、音楽を伝え広める場であってほしい、と願うばかりです。

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