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2008.07.30

ミューザの夏~象のババール

フェスタ・サマーミューザKAWASAKI 2008
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

F.プーランク/組曲「典型的な動物たち」(台本:矢崎彦太郎)
同 (J.フランセ編)/子象ババールの物語(台本:ジャン・ド・ブリュノフ、矢崎彦太郎訳)
 朗読:中井美穂
 指揮:矢崎彦太郎

今年のフェスタ・サマーミューザの公演の中で、実は真っ先にチケットを取った演奏会だった。
大好きなプーランクの、どちらも実演では初めて聴く2曲(「ババール」は、原曲のピアノ版では何度か聴く機会はあったけど、フランセ編曲のオーケストラ版は初めて)。
とても贅沢なコンサートだった。こんなコンサートがS席3000円とかで聴けるなんて。

しかし…客入りは少なかった(>_<)
見た目4割以下…ってことはたぶん実数では2割くらいではないか。3階席以上は皆無に近いし。
うーむ。
やっぱりこういうプログラムって敬遠されるのかなあ。プーランクの音楽なんてほとんどモーツァルトと同じように(鼻歌で歌えるくらいに)親しんでいる私のような者にはとても心外だけれども、こういう音楽がちゃんと素直に世に受け入れられるために私たちには何ができるんだろうか、と考え込んでしまう。
私の席は2階センターの4列め。意外なほどステージに近くて、少ないお客さんはほとんどステージの周りに集まっているため、ホールの広さをそれほど感じることなく、なんだか東京文化会館の小ホールでオーケストラを聴いているような気分にさせられる。

演奏は1曲めが良かった。「典型的な動物たち」は、指揮者の矢崎さんによれば、プーランクの作品の中で最も優れたオーケストレーションだということだ。いかにもプーランクといういたずらっ気あふれる愉快な音楽から、夏の静かな昼下がりのような透明で輝かしくひそやかな響きまで、幅広いサウンドを楽しむことができた。
絵本(有名な「ぞうのババール」)の朗読が入る2曲めは、まあ、いろいろあったけれど(曲はこっちのほうが難しそうだった)、貴重な機会であり珍しい体験ではあった。
客入りが少ないせいか声が響きすぎてしまいちょっと聞きとり辛かったか。

プーランクの「ぞうのババール」といえば、こんな楽しいCDが我が家にあった。

ぞうのババール

プーランク/ぞうのババール(日本語版・矢川澄子訳)
 ピアノ:高橋アキ、朗読:忌野清志郎
プーランク(フランセ編)/ぞうのババール(フランス語版)
 朗読:ピーター・ユスティノフ
 ジョルジュ・プレートル指揮 パリ音楽院管弦楽団(東芝EMI)

東芝EMIの「はじめてのクラシック」というシリーズの1枚。
ひさしぶりに聴き返してみると、キヨシローの妙に生真面目な語りがなんか知らん、面白い。
東芝EMIのこのシリーズ、とても興味深いというか、挑戦的な企画がいろいろあって楽しかった記憶がある。デーモン閣下が「悪魔」役を演じたストラヴィンスキーの「兵士の物語」、とかね。

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