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2008.07.16

大友直人と東響

Tokyo Symphony, 080712東京交響楽団 東京芸術劇場シリーズ#97

エルガー/行進曲「威風堂々」第4番
モーツァルト/ピアノ協奏曲第21番ハ長調K467(Pf:フセイン・セルメット)
 アンコール:ブラームス/8つの小品Op.118より第2番「間奏曲」
コープランド/バレエ組曲「アパラチアの春」
ガーシュウィン/パリのアメリカ人
 指揮:大友直人

ひとつ前のコンサートの終演もそこそこに、次の目的地、池袋へ。
これがまた、びっくりするほど良い演奏会だった。

冒頭の「威風堂々」(珍しくも第4番なのは、東響では今年度の芸劇シリーズ4回で「威風堂々」全5曲をすべてとり上げるからだ)のみ、最初リズムが上滑っていて、もし自分が指揮者だったら止めたくなるような気分だったが(トリオを経て第一マーチに戻ったら良くなった)、あとは文句無く素晴らしい。
モーツァルトも良かったが(プログラムは第25番だったが曲目変更)、ピアニストがアンコールで弾いた小品が、実にしみじみと趣深く、ここでコンサートが終わりでもいいと思ったくらいだ。真に充実した一日の終わりの、「さよなら、おやすみ」、の一言のような充足感というか。この池袋体育館(^^;の広すぎるアコースティックをひととき忘れた。曲は知らなかった。曲の感じからシューマンかなと思っていたら、ブラームスでしたか。

後半は私がかつて聴いた大友=東響の最良の姿だったと思う。
「格」が正しく、不要な破綻がなく、しかもとても明るい音楽、純正で透明なサウンド。コープランドにはぴったりだ。
「パリのアメリカ人」も、基本的には端正に進むのだが、中間部のブルース調のトランペットの、「ド演歌」的におもいっきりルバートした大ソロ(首席奏者アントニオ・マルティ氏)が、場の雰囲気をいい意味でひっくり返す。
「破邪顕正」、という言葉を思い出した。

バリトンサックスにN尾さんの顔を発見。あとのSax2人は誰かな?

いやあ、良い演奏会だったなあ。
ある意味意外なほどに。
それはそうと、なんで「アパラチアの春」みたいな馴染みの薄い曲になると、とたんに客席の集中力が露骨に落ちるのかな。
この曲のときだけ、いきなり体調が悪くなって咳を我慢できない人が多発する(一人や二人じゃなかった)、ってのは、おかしくない?
それと、最後の音の余韻が消えないうちに「ブラボー」、を叫ぶ、ってのもやめてほしい。(これも一人二人ではない)
ライブ録音に自分の声を残したくてやってんのか?と思ってしまう。興醒めもはなはだしい。

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