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2008.05.01

「千人」ふたたび

昨日に続いて、同プロのサントリーホール(第661回定期演奏会)に行ってきた。
昨日にもましてものすごい盛り上がり。終演後は、会場全体が波打つような拍手の嵐。

初日の東京文化には行かなかったけれど、「千人」を2日続けて聴いたのは初めての経験だった。
その経験をどう咀嚼するかとか、どう解釈するかを超えて、心の奥底にそのままずどーんと投げ込まれた感じだった。

「千人」はマーラーの交響曲の中では、何か虚仮おどしぽい感じで実はあまり真面目に聴いたことがなかったんだけど、これからは違うだろう。
この音楽の本質の探求への試みを、やっと始めることができると思っている。

インバルのマーラーといえば、私にとっては今までも常にそういう、何かのきっかけのような存在だった。
マーラーといえば「巨人」くらいしかまともには知らなかった20年前、友人からたまたま(コンサート当日に)譲ってもらったインバル指揮フランクフルト放送響の「5番」を聴いて、いまだかつて経験したことのないようなショックを受けたこと。
その後、「ジャン・フルネ師のオーケストラだから」という理由で定期会員になった都響に、インバルが乗り込んできたこと。
私はマーラーの交響曲第3番という曲が大好きなのだけれど、そうなったきっかけというのもやはり、1994年の都響で、インバル指揮でこの曲を(今回のように)2日連続で聴いたことだった。…

私は定期会員といっても、席が当日決まる「メイト会員」という種別なので、今日は思い立って2階LDブロックの最後列にしてみた。
大正解。
普通の曲目だったらいくらなんでも舞台から遠すぎるロケーションだけれど、この曲の全体を俯瞰するには絶好の位置だった。
ちなみに昨日のミューザでは、ステージに近い3階の右翼席。
かのショルティ=シカゴ響の名盤(Decca)のジャケット写真を彷彿とさせる光景が眼下に拡がっていた。左右逆だけど。

Solti-Mahler Symp.No.8

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コメント

私はDENONの一連の録音を聴いて、何と云う神経質で癇に障る演奏なんだろう!と言うのが20年前の感想でした。特に8番はDENONの意向もあるのか、ダイナミックレンジが極端に押さえられて、276人程度の交響曲にしか感じてなかった(しかもBrilliantのライセンス盤だったので、全曲で2トラックしか無いwobblyし、詳細なインデックスは再生不能なプレイヤーなもので)のもマイナス要因でしたが、松山で10年ほど前に聴いたフランクフルト放送響との第5番は素晴らしい熱演でした。インバルもまたライブでは全く違うヒトなんですねー。

神経質で癇に障る演奏…なんとなく分かります。
インバルのCDって、シューマンでもラヴェルでも、なにか一癖ありますよね。

20年前にその「5番」を聴いたあと、感激して当時発売されたばかりのCDを買ったんですが、勿論上手い演奏なんだけれど実演ほどの感動は無かったですね。
インバルのマラ5だったら、私は都響とのライブ盤のほうが好きです。

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