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2008.04.10

春のデュオ&トリオ

続いて、金曜日(4日)。

Deux saxophones et piano2本のサクソフォーンとピアノのトリオ・コンサートVol.1(台東区生涯学習センター・ミレニアムホール)

R.グリエール/8つのデュエットOp.39より「ガボット」
G.ラクール/ソプラノサクソフォンとテナーサクソフォンのための『ドゥブル・ジュー』
J.ハルヴォルセン/パッサカリア
F.プーランク/ピアノ、オーボエとバスーンのための三重奏曲
神崎えり/三重奏曲(委嘱作品・初演)
J.M.ダマーズ/ソプラノサクソフォン、バリトンサクソフォンとピアノのための三重奏曲
 塩安真衣子(S.Sax、A.Sax)、平賀美樹(T.Sax、B.Sax)、羽石道代(Pf)

以前、クィンテット・シルクの演奏会で接して、得がたい印象を持っていたおふたり+ピアノによるコンサート。

7時半開演は有難いなーと思って、会場の場所をよく確かめもせずぎりぎりまで職場に残って仕事していたせいか、地下鉄の入谷駅に降り立ってから軽く道に迷う。ぐるぐる回った末、直感でえーい、こっちだろ、と適当に曲がり角を曲がったら当たりだった。真っ直ぐ行ってたら更に2-30分は迷っていただろう。
というわけでちょうど2曲めのラクールが始まった頃に到着。結構長くてなかなか中に入れず、3曲めのハルヴォルセンでやっと着席。そしてこれが本日一番の聴きものだった。
ヘンデルのハープシコード組曲の中の、たった4小節のカデンツの繰り返しの上に縦横に展開される(「ラ・フォリア」のように)バリエーション。広い舞台の中央にほとんど向かい合うように並んで立って、大きなアクションで緩急自在、揺らぎのない鮮やかな音楽をどんどん紡ぎ出してゆく。まるで最高レベルの新体操やシンクロのデュオ演技を見るような、シンプルな驚きと快感。

管楽器っていいもんだな、と思った。原曲はVnとVcのデュオなんだそうだが、こういう、人間の息遣いというか、「生」の息吹きというか、そういうものをよりストレートに感じることができる。
「息遣い」も何も、そもそも管楽器なんだもの、そのままじゃん。

休憩後はピアノが加わった、トリオでのステージ。定番のプーランク、(身構えて聴いたら拍子抜けしたほど普通に楽しい曲だった)委嘱作品、素っ気なくもお洒落で香り高いダマーズ。
大好きなプーランクは、解釈の上では自分の考えと違う箇所はあったけれど、サウンド的にはたいへん共感度高し。とくに平賀さんのバリトンはフランス式バソンみたいな感触も時々あるコンパクトで彫りの深い音で、違和感なく楽しませてもらうことができた。

いいコンサートでした。300席ほどの会場(響きは意外なほど良かった)は昨今の若手サックス吹き全員集合という趣で、プロアマ業界関係者問わずいろいろな方々にお会いする。

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