2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
フォト
無料ブログはココログ

« 4月24日-合わせ | トップページ | フランス音楽の4月…(4)パスカル・ヴェロ »

2008.04.26

4月24日(つづき)-平野さん

Hirano Masataka, 080424アリオン・アフタヌーンコンサート2008第1回~平野公崇 サクソフォンの世界(津田ホール)

C.ロバ/ハード
A.サヴレー/ソプラノ&テナー・サクソフォンとプリペアド・ピアノのための『ボザ山の中腹 A flanc de Bozat』
P.ヒンデミット(平野公崇編)/ヴィオラ・ソナタOp.11-4
J.S.バッハ(平野公崇編)/コラール前奏曲「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」、主よ人の望みの喜びを、コラール前奏曲「いざ来ませ、異邦人の救い主」、ゴルトベルク変奏曲より変奏26、19、7、30
 平野公崇(Sax)、山口研生(Pf)

ピアノ合わせを終えて、ふたたび東武東上線で都心に舞い戻ってきたら、時刻は昼の1時半頃。
津田ホール(千駄ヶ谷)の昼公演になんとか間に合うところで、速攻で当日券を買って入る。
というか、最初からこれがあることを知っていたから合わせを今日に設定したようなものだった。

アリオン・アフタヌーンコンサートといえば、最近増えてきた平日昼間のクラシック・コンサートの元祖的存在である。
客層は、見たところ7-8割がおばさん(しかも、かなりご年配の方多し)。夫婦で来ているという方はあまりおらず、ほとんどはおばさん同士。たまにいる若い人は学生さんかな。私の同世代の男は、さすがにほぼ皆無。
というような、お芝居の客席みたいな雰囲気だけど、だからといって内容的には、「お気楽感」をあまり前面に出すということはなく、夜間の普通のコンサートと何ら変わりない。
今日のプログラムにしたって、平野さんという音楽家のさまざまな面を、全てお見せしましょう、という、意欲的なものだと思う。

なんたって冒頭いきなり「ハード」ですよ。
こんな、聴く人の人生を一撃で変えてしまいかねないような強大なインパクトのある曲を、何の前置きもなくいきなり聞かせてしまうというのは、すごいと言うか、ある意味反則と言うか。
それでも、お客のみなさんはびっくりしつつも、思いのほか率直に受け入れていたように見えた。やはり「ホンモノ」の威力だな。
終わった後、後ろの席のオバサン2人組の会話が耳に入ってくる。「スゴイわねえ、よくあんなに息が続くのねー」(循環呼吸使ってるんです)、などと。

サヴレーは、特殊奏法満載の、ある種典型的な「現代音楽」。ピアノの内部奏法もあるので、ピアニストも譜面台を立てて、椅子に座らず立ったまま弾いたりする。「演奏」というよりは、「試合」というイメージ。
そして、平野さんの「クラシック」分野の十八番の、ヒンデミット。ヒンデミットにしてはこの曲、例外的なほどエモーショナルに聞こえるけれど、曲のせいなのか平野さんの演奏のゆえなのか、いまだによく判らない。
それだけ、曲と演奏者の双方が分かちがたく結びついているということなのだろう。

休憩後はバッハ。
勿論平野さんのことだから、即興も存分に折り込んだ、独自のスタイル。
こういう、「時代」とか、「スタイル(様式)」とか、「楽譜」とか、「解釈」とかから全部自由になった空間で、漂いつつ戯れるようなありようもまた、平野さんらしい。
以前、浜離宮朝日でショート・プログラムを聴いたときには、若干物足りないというか、聴き足りない思いをしたものだけれど、今日くらい徹底して聞かせてもらうと、いろいろ納得することが多いというものだ。
勿論、やる方は大変だろうけれど。
アンコールに「G線上のアリア」、そして「平均律」プレリュードの2番。後者は浜離宮のときのように、ほとんど原曲の形をとどめないJazz風純粋即興の応酬がすごかった。

終演後、サイン会のためロビーに出てきた平野さんに、挨拶。
こちらがド平日の昼間に楽器担いで現れたもので驚かれた様子だったので、「実は、しまっぷー先生の生徒の発表会に出させていただけることになって、今日合わせだったんですよー」などと説明しつつふと振り返ったら、そこにはしまっぷー先生ご本人が(^^;
しまっぷー先生は今日これから合わせだそうだ。こういうコンサート聴いた後に合わせというのもやり辛いんじゃないかな、とも思う。
先に終わらせておいて良かった(笑)

« 4月24日-合わせ | トップページ | フランス音楽の4月…(4)パスカル・ヴェロ »

サクソフォンの演奏会(2008年)」カテゴリの記事

コメント

 何だか初夏らしいテンプレートですね!
 
 平野さん、来月岐阜県大垣市でリサイタルをされると昨日
大垣女子短大Sax専攻の子に聞いて知りました。
http://www.og-bunka.or.jp/event/hall/2008/oogakifinal.html
 しかも2公演!初日は、ゲネプロ無料開放らしいですが、
残念ながらこれは行けません。。
夜は行きたいところですね。
この日、名古屋駅近くで練習だし、大垣市までは30分なんですよ。

白い画像(チラシとか)が枠線なしできれいに見えるデザインを探して、いろいろ試していたのですが、しばらくこれで行きたいと思います。

平野さんは10月頃にまた聴くことになりそう。ウチらの演奏会の直前かも。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/74078/40986024

この記事へのトラックバック一覧です: 4月24日(つづき)-平野さん:

« 4月24日-合わせ | トップページ | フランス音楽の4月…(4)パスカル・ヴェロ »