エルガーのセレナード
アンサンブル練習日。
きたる5月6日に開催される大栗司麻先生の門下生発表会に、なめら~かで出場させていただけることになり、今日は先生をお迎えしてそのための合奏レッスン。
曲はエルガーの「弦楽のためのセレナード」サクソフォン十重奏編曲版。そういう楽譜が出版されているのだ。
夢見るように繊細な、心に沁みる名曲なんだけれども、サックス10本(実際はパートがダブっていて12本)などというガサツな編成にはいささか似合わないような。まぁ仕方ないが。
ノンストップで3時間。毎度ながら全く妥協のない細かなレッスン。
2時間半経過の時点で第1楽章の半分にも達していないことが判ったときはかなり焦ったけれど、無理やり第1楽章は終わらせる。
ちなみに楽譜はアメリカからの直輸入なんだけど、これがなかなかケッサクな楽譜で。
手書きコピー。こんな見てくれで売っているのだ。
日本だったらあり得ないだろうなあ。
文字をなぞり書きで太く書くなよ。(^^;
だからさ、線もなぞり書きで太く書くなよって。(^^;;
「737」って何なんだ、と思ったら、どうやら8分休符と4分休符のことらしい。
第1楽章は8分の6拍子なので、楽譜は「37」の奔流と化している。
それでも、実は4年前の定期演奏会でも一度演奏している楽譜なので、「やっぱりこの曲は『37の楽譜』でなくちゃ!」と主張されている団員さんもいらっしゃるくらいで、楽しいこと(^^)。
あのー、提案なのですが、スペル間違えたら、せめてホワイトで消してから書き直しませんか。(^^;;;
練習終了後は、引き続いて同じ場所で団員3名の個人レッスンをするとのことで、居残って見学させていただく。
スケール、エチュード(ラクール50)、5月6日に(各々ソロで)演奏する曲、というフルコース。
人のレッスンを見るというのはためになるものだ。受ける立場としても、教える立場としても。
曲がまた、私自身の熟知しているものばかり、ということもあり。
やばい、オレも「プロヴァンス」見てもらわなければいけないんだった(^^;
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