この週末
土曜日。「普通の日記」(^^;の続き。
昼、やっと床屋さんに行って、3ヶ月伸び放題だった髪を切り、その足でこんどは錦糸町へ。
新日本フィルハーモニー交響楽団 第427回定期演奏会(すみだトリフォニーホール)
シベリウス/ヴァイオリン協奏曲(Vn:ジュリアン・ラクリン)
マーラー/交響曲第4番(Sp:シルヴィア・シュヴァルツ)
指揮:クリスティアン・アルミンク
楽しみにしていたのはマーラーだったけれど、終わってみたら圧倒的に印象に残ったのはシベリウスの方だった。
バックのオーケストラともども、「哲学的」とでも言っていい繊細で深いサウンド。この曲のソロパートなんて、まともにちゃんと音が並んでいる演奏も滅多に聴けないんじゃないかというほど難しいというのに、そんなことは一切感じさせない(誰かさんみたいな「オレは上手いんだぞー」的な嫌らしさが全くない)純粋な音楽的感興にみちた、天晴れな演奏だった。
今までに聴いたことのあるこの曲の実演のベストのひとつだったかも。
本日の出演者。
終演後は、楽器(テナー)を担いで総武-横須賀線に飛び乗り、戸塚へ。
7月の札幌公演に向けての、2回めの練習。
錦糸町から戸塚の練習場所まで1時間程度で到着したら、他のメンバーにびっくりされた。横須賀線速え。
プラネルのバーレスクとイタリア協奏曲を、メトロノームに合わせて4人でゆっくり吹いてみる。
アンサンブルでこういう練習というのは、実は私はあんまりやったことがない。
そういう学校吹奏楽的な基礎練の世界とは比較的無縁な環境(あるいは、そういう方向性を指向する団体)の中で、この20年以上育ってきた。
とはいえ、メトロノームに頼らずとも完全に安定したテンポ感が掴めるほど習熟している訳ではないのだから、これはこれで意味のないことではないだろうとは思う。
翌日曜日は、なめら~かの練習。
戸塚から帰宅したあとの夜は、先日のエントリでチラ見せしたネタの準備のため、プリンタをブン回す。
こういう細かい楽譜を何十枚も(スコアと12パート分のパート譜)印刷するには、インクジェットプリンタはまどろっこしい。レーザープリンタ欲しいなあ。
それはともかく今日の練習では、出来たところまで持ち込んで、音出し。
ウケた。(^o^)
今までいろいろな曲を編曲して練習に持ち込んできたけれど、初見で音出しした瞬間からこんなにウケた曲というのは、初めてかも。みんな嬉々として吹いていた。
なんだかんだ言っても、皆、「吹奏楽育ち」なんですね。
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