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2008.02.24

アイル2008

いろいろな事情があって、ここのところ全くブログが書けていません。
当分の間こんな調子が続くと思います。

1週間前から書きかけのままだったものが残っているので、とりあえず片付けてしまうことにする。
2月16日のこと。

Isle, 080216サクソフォン・ラージアンサンブル・アイル 第14回演奏会(大泉学園・ゆめりあホール)

ドビュッシー/小組曲
本多俊之/Higgledy-Piggledy
R.ロジャース(本多俊之編)/My Romance
J.イベール/コンチェルティーノ・ダ・カメラ
 A.Sax独奏:宮崎真一
C.M.ウェーバー/歌劇「魔弾の射手」序曲
M.ファリャ/バレエ音楽「三角帽子」より
ビッグバンド・メドレー

アイルの本番に接するのもはや4回めとなる。
都内および近郊にたくさん存在するサクソフォンのラージアンサンブルチームの中で、私が特にアイルさんのあり方に共感する理由があるとしたら、それはこの団体が首謀者宮崎さんの個人プロジェクトに近いものだから、ということだろうと思う。
音楽とは畢竟個人のものなのだから、真に自分の思う「音楽」をコダワって実践しようと思ったら、個人プロジェクトの形をとるしかないし、正々堂々とそういう立場を明らかにしているからこそ信用できる、ということはある。
指導者としてのコダワリ、演奏者としての(「イベール」を記譜どおりのハイトーン、自作のカデンツァ付きで演奏するという)コダワリ。

「なめら~か」だって、ある意味私自身の個人プロジェクトだと思ってますよ。

演奏というものには、下手でもちゃんと「音楽」になっているものもあれば、いくら上手でも全く「音楽」が感じられない、というものもある。
上手で音楽であれば勿論素晴らしいし、下手な上に音楽でもないのは、論外。
でもって、音楽であるかそうでないか、ということには、かなり明確な基準がある。
今日聴いた演奏は、すべて「音楽」であった。
と書くと当り前のことに思えるけれど、これだけ様々なレベルのメンバーを束ねて、上手・下手なりに「音楽」のレベルまで持って行けるというのは、指導する側に余程しっかりした「基準」の認識と応用力があるということだ。
それが指導者としての宮崎さんのプロフェッショナリティなんだろうけれど。
(「指導者」としての立場でアイルさんの演奏を聴くと、ああ、このレベルの演奏だったらココとココのポイントを押さえれば「音楽」になるのか、ということが判って、結構タメになります)

なんたって「イベール」をやらせちゃうんだから。
この曲は勿論ソロは難しいけれど、それ以上に伴奏が難しくて、伴奏オケを指揮なしで演奏するなどというのは、オルフェウス室内管かジャパン・チェンバー・オーケストラか、ってくらいに大変な力量が要るものだ。
それを、(芽さんの編曲は、本当に難しいところは自分で吹いてしまうという配慮はあったけれど)無疵とまではいかなくてもとりあえずソロの足を引っ張らず音楽を成立させるところまでは吹いてのけていた。

今日演奏したメンバーは、もしかしたら自分たちがいかにとんでもないことをやってのけたか、ってことを、あまり実感していないかもしれない(難しかった、とか、大変だった、とは思っているだろうけれど)。
でも、本当にすごいことを達成した時というのは、そういうものだ。

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サクソフォンの演奏会(2008年)」カテゴリの記事

コメント

先日は私たちの演奏会へご来場いただきまして、ありがとうございます。それに加えて、このようなすばらしいコメントをいただき、とても励みになります。我々と「なめら~か」さんは、カラーも方向性もかなり異なる団体ですが、お互い、いい意味で刺激を与え合いながら成長していけたら、と思います。これからも、どうかよろしくお願いします。

タビビトさま

裏方仕事おつかれさまでした。
次回は是非、演奏部隊に加わってくださいませ。
楽器吹きは、楽器吹いてナンボ、ですから。

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