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2007.12.14

Happy Sax 2007

Happy Sax 2007Toshihisa Ogushi HAPPY SAX CONCERT 2007(銀座ブロッサム・中央会館)

The Course of Life(星出尚志)
ブラボー・サックス!(星出尚志)
星に願いを(L.ハーライン/西上和子編)
スラヴ幻想曲(C.ヘーネ)※
メルシー!パリシー!~S.Sax, A.Sax, Pfのための(樽屋雅徳)※
ラテン・フィエスタ(鈴木英史編)
Quiet Sunset(真島俊夫)
メモリーズ・オブ・カーペンターズ(成本理香編)※
サンバ・フィエスタ2007(鈴木英史編)
 小串俊寿(Sax)、白石光隆(Pf)、横山達治(ラテンPerc)
 ゲスト:武藤賢一郎(Sax)※

日本のサクソフォン界に「歳時記」があるとしたら、「ハッピーサックス」は間違いなく歳末の季語になるだろう。
っても、語が長すぎて七音律にしか収まらないが。実際には作りづらいだろうなあ。

師走の忙しいさなか、東銀座の中央会館に足を運んで、ひとときのHappyな気分に浸る。
きわめて親しみやすく誰でも無条件に楽しめる曲目ながら、お手軽な感じは全然なく、とびきり上等に磨き抜かれたプロの技を、惜しげもなく見せている。
しかもよそよそしくもなく、どこまでも明るく真っ直ぐで、自在だ。
横山さんの毎度おなじみ、っていう駄洒落の奔流も、今までにも何度も聞いたことはある筈なのに、やっぱり笑ってしまう。ほとんど伝統芸能の世界。
最近は白石さんはじめ他の出演者にまで伝染してきて、今日なんかゲストの武藤賢一郎氏(小串さんの、芸大・パリ音楽院の先輩)はお祭りの法被(はっぴ)を着てステージに登場、「これが本当のハッピー・サックス」とか(^^;。

武藤さんの音は久しぶりに聴いたけれど、あの大陸の岩盤のような強靱なサウンドは、全く健在。
それにしても小串さんってやっぱりタダ者じゃないということを改めて実感したのは、そんな武藤さんとのデュオを互角に吹いていたところだった。
武藤さんとのアンサンブルの相手が務まる人なんて、そうそういないですよ。音量も勿論だが、響きの密度が常人とは桁外れなので、武藤さんが加わったアンサンブルでは大抵、他の人が太刀打ちできず武藤さんのソリスト性ばかりが浮き立つ結果になってしまうのが普通だった、のだが。
ポップスばかり吹いているハッピー&ブラボーおじさん、という表の顔の下に、そんなヨーロッパ仕込みの恐るべきポテンシャルが、隠されているのか。

今年の5月、私が宮前ウィンドオーケストラにご一緒させていただいた時、指揮者の箕輪先生が小串さんの高校の大先輩、ということで、昔のお話をいろいろ聞かせてもらったことがあった。
高校生の頃の小串さんというのはとにかく音楽の天才少年だったそうで、箕輪先生の言い方によれば、高校に来た時から「芸大に入ることが決まっていた」、とのこと。
勿論、芸大には試験を受けて合格しなければ入れないものだけれど、とにかくそのくらいに圧倒的な才能だったという。

そんな小串さん、終演後はニコニコしながらCDのサイン会の列に並ぶお客さんたちに笑顔を振りまいている。
お客さんの数も、900席のホールが結構埋まる感じで、年齢層も中高生から熟年夫婦まで幅広い。
素晴らしいです。
私だって、仕事帰りのドタバタでなければ酒の1本でも御祝儀に持って行きたいところなんだけど、なかなかそうもいかず、申し訳ありません、ってところ。

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コメント

Thunderさんのおかげで、貴重な年の瀬のひとときを過ごすことができました。これで来年はHappyです(?)
二階席の音はまたいっそう素敵でした。
武藤氏と小串氏の間の代の、大山氏も聴きにいらしていたようですね!

いえいえ、Happyなのはワタシのおかげではなく、小串さんのおかげです、ホント。

大山先生いらしてたんですか。お会いしたかったなあ。って、もしかしたら顔合わせていたのに(あまりにも久しぶり過ぎて)気がついていなかったりして。

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